デモ口座での練習は意味があるのか?
デモ口座でのトレードって意味ありますか?
所詮、デモでリアルとは違うでしょ?
そういった質問を受けたことがあるFXフレンズの毛利です。
先ほどの質問の答えですが、意味はあります!
ただしFX初心者に限ってです。
いえ、FX初心者以外でも稀にですが意味があると思います。
操作方法を覚えるにはベスト
毛利が意味があるといった理由は、トレードツールの操作方法を覚えられるメリットがあるからです。
たとえば毛利の場合だとMT4の操作方法はある程度習得しています。
しかし、同じMT4でも証券会社によっては若干の違いがあるんです。
それを一番感じたのは、指値や逆指値の時です。
これまで海外取引業者の多くが対応しているMT4を使っていたので、国内でMT4を採用している国内証券FXTFの口座を開設しました。当然、操作方法で迷うことはありませんでした。ところが、実際に使ってみると・・・これまで指値や逆指値を設定できたタイミングだと設定できなかったのです。
FXTFでは現在レートよりも約5pips以上でなければ指値や逆指値を設定できません!
毛利にとっては、これまでできてたことができないストレスです。
しかも海外証券での低スプレッド口座だったので国内証券と同等もしくは、スワップを考慮するとむしろ毛利が使っている海外取引業者の方が有利でした!
結果、FXTFで仕方なくトレードしましたが、その影響で何度も利確チャンスを逃しています。
それも利確まで1pips以下で涙を飲んでいます。
成行注文だと決済されてたと思いますが、ガチ見しないと無理な感じでしたね!
そういったことが事前に分かるだけでもデモトレードは価値があります。
おそらくリアルトレードだと、デモトレード以上に不利な条件です。
デモトレードにはスベリと言われる自分が意図しないレートでの約定はありませんが、リアルトレードだと普通に発生します。それは一般的には約定力と言われ、証券会社を選ぶ重要な要素でもあります。
ここ重要いくらスプレッドが小さくでも約定力や指値や逆指値設定操作まで考慮すると、単純にスプレッドでの比較はトレーダーにとっては損をすることに繋がります。
あとは国内証券だとMT4を採用しているところも少なく、オリジナルの取引ツールがメインとなります。そういったところで最初からリアルトレードするよりも、ある程度デモトレードで使い方に慣れたからの方が、いざという時に慌てずにすみます。
デモだと勝てるのにリアルだと負ける
ここは人によって分かれるところです。
ちなみに毛利はデモでもリアルとほとんど同じ感じでトレード出来ます。
デモだと例え自分が思っていた方向とは逆に行っても放置することで元のレートに戻ったりして助かったります。しかし、リアルトレードだとすぐにロスカットしたり、デモトレードと同じような精神状態ではとてもじゃないとできない人が大半だと思います。
デモトレードだとロスカットを入れずにそのまま就寝できる人も多くいますが、リアルトレードだとそうはいきません。あとはレバレッジの倍率もデモだとリアルよりも多かったりします。
つまりデモだとギャンブル的なトレードになりやすい傾向にあります。
性格によって少ないロット数でもリアルでないと真剣になれない人もいます。そういった人はデモである程度、操作方法を覚えたらリアルトレードで最低ロットから始めた方がいいかもしれません。
デモ口座での練習まとめ
デモ口座での練習は、まったく無駄ではありません。
とくにトレードツールに慣れるまでは、ベテラントレーダーでもデモ口座で操作方法を覚える意味はあります。そのあとは性格によって最初からリアルトレードをした方がいい人と分かれる所です。とりあえず新たに口座開設したところでは、デモ口座から始めた方が無難といえます。
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