ドルコスト平均法によるドル円スワップ投資法!2年で収益285%を実現
スワップ目的でドル円を2年前から保有して、今は資金が285%プラスになりました。
あ、計算上ですけどねw
どうも、FXフレンズの高木です。
スワップ目的のトレードスタイルは今でも根強い人気です。
最近は、高スワップのトルコリラ円やランド円といった新興国通貨を保有する人が多いですね。
新興国通貨の特徴
どのトレードスタイルにもリスクはありますが、高金利の新興国は先進国と比べると、政治や経済など国としての基礎体力に脆弱な面があるので、下落時のボラが非常に大きいです。
新興国通貨は突然の暴落リスクに備えておく必要があります。
スワップ目的のスイングトレードであっても、買ったらずっと放置でOK!なんて事はありません。
最低限、強制ロスカットされないように資金管理は必要です。
そして為替レートを大きく変動させるニュースチェックも欠かせません。
と言っても、スキャルピングやデイトレードよりも楽ですけどね。
そこで今回は、スワップ目的でドル円を運用する鉄板手法を紹介します。
新興国通貨に比べて暴落リスクが低く、それなりのスワップが見込める方法です。
その手法の鍵は「ドルコスト平均法」です。
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法とは、定額購入法とも言われ、株や投資信託で用いられる売買方法です。
毎月◯◯円分だけをレートを気にせずに購入し続けることで、平均購入単価を一定額に抑えられるのが特徴です。
例えば、Aという投資信託を毎月3万円分、毎月10日に購入する、という感じです。
「先月よりもレートが高くなったから今月は買わない」というのではなく、淡々と決めた日時に一定数を買う仕組みです。
ドルコスト平均法=価格に関係なく予定通りに一定額を買う
ドルコスト平均法でも決して万能ではありません。
ずーっと下落が続くような場合は、購入単価をばらしてもトータルでマイナスになってしまいます。
どんな手法にも必ず弱点はあるので、それを理解して使うのが鉄則です。
永遠に下がるのかよ!とツッコミを入れたくなる状況以外では、ドルコスト平均法は有効です。
そこで重要になるのが、弱点を補ってくれる可能性の高い通貨ペアを選ぶことです。
それが長期間に渡って下落しにくいドル円という訳です。
ドル円がスワップ狙いに適している理由
日本は依然として低金利、アメリカは経済状況も良好なので高金利。
だからドル円の買いでスワップがプラスになります。
そして他のメジャー通貨ペアに比べて、ボラが低いのも特徴です。
トレードで差益を狙うには不利な面もありますが、スワップ狙いの場合は差益で大きな損失を出すのは避けたいので、ボラが低いドル円は最適です。
ドル円は2017年から2年以上も約10円幅のレンジ内で動いています。
上がったら下がるし、下がったら上がる、を繰り返しています。
大きなキッカケが無ければ100円を割る可能性も少ないのかなという状況です。
あくまで可能性の大きさの話です。
現実的には割り込む事も想定し、資金管理をする必要はあります。
地政学リスクや世界的な経済危機などが起こると円高になるので、そうしたニュースにアンテナを建てておく。
また、地震大国の日本では震災のリスクもあります。
東日本大震災の際には、4日間で最大6.8円ほど円高に傾きました。
この時はG7による協調介入が合意され、震災による急激な円高は阻止されました。
日本は先進主要国であり輸出立国なので、急激な円高(=下落)が起こった際には何らかの措置が講じられる可能性が高いです。
過去には政府日銀が円売りドル買いの為替介入を行った事もあります。
このように「一方的な下落が続きにくい」という特徴を理解していれば、ドル円がスワップ狙いの投資に適しているのが分かるかと思います。
私たちに最も馴染みがある通貨なので、監視するストレスも少ないのもメリットです。
2年で285%を超えたドル円のスワップ投資のルール
ドル円をスワップ目的で稼ぐ買い方は、以下のチャートでお分かりになるかと。
ドル円をドルコスト平均法で、1万通貨を買い続けるだけです。
2年前の2017年から1ヶ月に1回、その時のレートを気にせずに買い増しし続けたシミュレーションが以下のとおりです。
◆条件
2017年1月から、毎月20日に1万通貨を購入して保有を続ける
2019年4月時点で52万2100円のスワップ収益となりました。
計算上、表記のスワップはクリック365の20日時点でのスワップを参考としています。
参考:くりっく365 スワップポイントカレンダー
当然1ヶ月の中でスワップは上下に動きますが、そこまでの計算はできなかったので、20日時点のスワップを元に計算しています。
2年以上のスワップをチェックしましたが、今回の計算方法でもあまり差は無いように感じました。
むしろスワップ3倍デーなどを加味していないので、現実的にはもっと収益はプラスになります。
記事執筆時点の112円付近なので、差益による含み益は約28万円(スワップ分を除く)です。
スワップ収益と合計すると、約80万円の利益です。
2017年1月~2019年4月までの28ヶ月なので投資額の合計は28万。
投資効率は285%超えです。
ドル円のスワップが高い証券会社
このドル円のスワップ投資を実現するには、スワップが高い証券会社を利用するのが必須です。
自分の使ってる証券口座で…と手間を惜しむと、収益はガクッと落ちます。
短期的にはわずか数%の違いでも、年単位での投資では大きな結果の差が生まれます。
必ずドル円のスワップが高い口座を使うのが条件です。
そこでドル円のスワップが高い2社を厳選しました。
どちらも、1万通貨でのドル円スワップは買い:60円、売り:-60円です(※2019/10/31時点)
2社とも親会社がトレイダーズホールディングスなので同じなんでしょうけど。
スプレッドなど、基本的な条件は一緒ですが、オンラインセミナー等のサポートが充実しているのは「みんなのFX」の方です。
志摩力男さん・バカラ村さんが講師になっているので、その辺の有料セミナー以上の価値はあります。
という事で、新たに口座開設をするなら「みんなのFX」をお勧めします。
今回紹介したドル円スワップ投資法は、ただ毎月買って保持するだけの誰でもできる方法です。
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