今回は、マルチタイムフレーム分析について、触れていきたいと思います。

異なる時間足を使う「マルチタイムフレーム分析」で環境認識ができます。

「相場の大きな流れを読むこと」でスキャルピングやその他の手法で優位性のあるチャート分析ができます。

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マルチタイムフレーム分析

では、マルチタイムフレーム分析をするのはどうしたらいいでしょうか。

マルチタイムフレームとは

マルチタイムフレームとは、同じ通貨の複数時間軸チャートを見て、現在の相場状況、トレンドを把握する分析法です。

上位の時間足から、短期の時間足まで、４つから３つの異なる時間足を見てエントリーポイントを探ります。

日足、4時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足を参考にする方が多いです。

上位足の流れを見ることでリスクを抑え、最良のエントリーポイントを探ります。さまざまなテクニカル分析にも容易に組み合わせが可能です。

単一時間でなくマルチタイムを活用することで勝率の高いトレードが可能になります。

個人的には、４時間足、１時間足、15分足、5分足を見ることが多いです。

組み合わせについては、定石はありませんが

と捉えればいいでしょう。

ダウ理論、エリオット波動、フィボナッチ、ピボットなど理解しながら、複数時間足が見れるといいですね。
サポート・レジスタンス等のライン分析もさらに使えると便利です。

マルチタイムフレームでよく使われるパターン

特に、上位足、下位足とも同一方向であれば、勝率は高くなると言われています。

もし、エントリー方向と逆（買いで入って下がる、売りで入って上がる）に振られても、最終的には最上位足のトレンド方向に戻る可能性は高くなります。

マルチタイムフレーム手法

こちらの記事ではひとつのチャートで表示させる方法を説明します。

1つのチャートで複数の時間足を表示させるメリットは同じ座標軸で見れるので、比較しやすいことです。
つまりトレンドやエントリーポイントが探りやすい点にあります。

マルチタイムフレーム移動平均線の例

2019年1月15日14時のドル円チャートです。

EMAの21期間、日足から5分足まで5画面表示してあります。

短期足では上昇傾向であることはわかりますが縦軸の価格がバラバラなので、イマイチです。

そこで、1つのチャートに4時間足から5分足までのEMAを表示させてみることにしました。

５分足に各時間足の２１日移動平均線を表示させるには、それぞれの時間足分、掛け算をします。（計算式は下記参照）

これで見やすくなりました。どうでしょうか？

各時間足のクロス地点、108.2付近にエントリーポイントがあったことがわかります。

わかりやすいので、異なる移動平均足を同じチャートに表示させてみてください。

マルチタイムフレームローソク足の例

同じ手法でローソク足を表示させてみましょう。
ローソク足の場合、２つの時間軸が見やすいので、ドル円５分足と１時間足をクロス表示させました。

このように表示することで、１時間足の動きが見やすくなりますね～

マルチタイムフレームボリンジャーバンドの例

ドル円５分足期間２０、＋１σ、＋２σに１時間足のボリバンを入れてみました。

ちょっと見ずらいですね。

コチラの場合は１時間足のボリバンだけにしてみました。見やすいと思います。

１時間足のボリバン＋２σからもローソク足が抜けているので、ねらい目がわかります。

このほかにもピポットや様々なインジケーターを複数表示させることで、エントリーポイントを見つけやすくなります。

マルチタイムフレーム分析でしっかりと儲けましょう！！

マルチタイムフレーム分析のまとめ

マルチタイムフレーム分析はFXの必須事項です。FXの勝者は９９％実行していることです。

FXを始めるにあたって基礎を疎かにすると絶対に勝てません。逆に言えば、正しい方向性と猛烈なエネルギーがあれば勝てるともいえます。

マルチタイムフレーム分析が必要なことがわかっていただけたでしょうか？

しっかりとマルチタイム分析を体に落とし込んで多方面からチャートは分析してください。

FXフレンズ管理人