アメリカやイギリスが休場時のFXトレードは要注意
FX相場は24時間毎日動いていますが、主要マーケットであるアメリカ・イギリスが祝日で休場の時には注意が必要です。
為替レートでテクニカル分析が機能するには、一定数の市場参加者が必要となります。
逆に言うと、市場参加者が少ない場合にはテクニカルを無視した突発的な動きが出やすくなりますし、休場前にポジションの手仕舞いによる巻き戻しが起こることも珍しくありません。
各通貨ペアの休場チャート
下記はアメリカの3連休前の金曜に起きた、ポジションの巻き戻しの事例です。
夜0時のロンドンフィックスを境に、連休前のアメリカ勢の巻き戻しが起きたと推測されます。
そして主要市場が休みになると極端にボラが少なくなって、トレンドフォローが通用しない事も珍しくありません。
下記はイギリス・アメリカが同時に休場となった5月25日のユーロドルとポンドドルの動きです。
いずれも方向感のないレンジとなっています。
こういったイレギュラーな相場状況の際に、いつも通りのトレードで負けてしまう人も多いです。
日本の祝日はカレンダーを見れば分かりますが、海外の休日は馴染みがなく分かりにくいので、事前に休場を把握しておく必要があります。
以下に相場に大きな影響力を与えるアメリカとイギリスの祝日を掲載します。
アメリカ市場が休場する祝日
後述するイギリスに比べてアメリカは祝日が多いので、NY時間を主戦場とする方は要注意です。
・元日:1月1日
・キング牧師誕生日:1月の第三月曜日
・大統領の日(プレジデンツ・デー):2月第3月曜日
・イースター休暇:4月の3日間(年によって日付が変わる)
・メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日):5月の最終月曜日
・独立記念日:7月4日
・レイバーデイ:9月の第1月曜日
・コロンブスデー:10月の第2月曜日
・ベテランズデー(退役軍人の日):11月11日
・サンクスギビングデー(感謝祭):11月の第4木曜日
・クリスマス:12月25日
ロンドン市場が休場する祝日
イギリスは祝日が少ないですが、アメリカと祝日が重なる元日・イースター・スプリングバンクホリデー・クリスマスには要注意です。
・元日:1月1日
・イースター休暇:4月の4日間(年によって日付が変わる)
・アーリー・メイ・バンク・ホリデー(ヨーロッパ勝戦記念日):5月第1月曜日
・スプリング・バンク・ホリデー:5月最終月曜日
・サマー・バンク・ホリデー:8月最終月曜日
・クリスマス:12月25日
・ボクシングデー:クリスマス翌日(振替休日の場合あり)
市場別の休場が分かるカレンダー
市場への影響力の強いアメリカとイギリスの休場を掲載しましたが、それ以外の国でも多様な祝日があります。
下記のような休場カレンダーを定期的にチェックしましょう。
主要国の休みが重なる手前ではポジションを一旦手仕舞う、休場が重なる場所ではトレードしないと決めて資金を守る、といった事も大切です。
重要指標発表前のトレードは手控えるのと同じ感覚ですね。
時間があるとついトレードをしてしまう、という方は多いです。
しかし「そもそもトレードに適した相場状況なのか?」という初歩的なチェックを欠かさないように注意しましょう。
レンジの可能性が高い時にトレンドフォローで立ち向かう、といったミスを防ぐことにも繋がります。
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