SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを2項目にわたって評価し、当サイト独自の基準を元に10段階でレーティングしました。
その結果、調査時点(2024年7月14日)では暫定ですが、3.5という評価でした。
まだ商品が設定されてから1年未満であるため直近6ヶ月の利回りで、20年間毎月3万円の積み立てで運用した結果、元本720万円の9倍以上である約7,088万円の予想利益となりました。
また、評価を暫定として理由は、各種データがそろっておらず、他の商品と比較する際の公平性を担保するためです。
- 信託報酬が年0.1133%(税込)と低い
- 個別銘柄選択不要
- 運用方針が明確
- 国内株式のみのため為替リスクなし
- 日本を代表する企業への投資
- 特定業種に偏りがある
- グローバル分散投資ができない
- 日本経済の停滞時にパフォーマンスが悪化
- 中小型株への投資機会が限定的
- 株価の高い銘柄の影響が大きい
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドでの運用をおすすめの人
- 日本の主要企業225社に分散投資したい人
- 個別銘柄の選定が面倒な人
- 運用コストを抑えたい人
- 長期的な資産形成を目指す人
- NISA積み立て投資枠を使い分散投資したい人
- 老後の資金を作りたい人
これらに該当する人は、SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドの詳しい内容をご確認ください。
ただし、投資である以上リスクが伴うことをご理解の上、最終的にはご自身の判断でお願いいたします。
新nisaの積立投資枠対象の約230銘柄の中からおすすめ銘柄(インデックス型)10選を紹介します。 ただし、個人の状況によってもオススメ銘柄が異なることから、下記の世代別 or リスク許容度別に分けています。 20~30[…]
- 著者情報
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【著者:植杉】 2019年FP3級取得、日本テクニカルアナリスト協会:認定テクニカルアナリスト(CMTA)取得。会社員時代に数冊の株式投資に関する書籍を熟読して実践に挑んだが玉砕。その後、数年間ブランクがあったもののFXブームを機に再度投資に興味を持ち本格的に学習。その際に冒頭記載した資格を取得しチャート分析などのテクニカルを徹底的に習得。さらに2024年から始まった新NISAの制度や仕組み、銘柄について学習して投資をしながら基本知識をブログを通じて発信しています。
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドの評価
当サイトでSBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを調査し、独自の基準で10段階で評価した結果です↓
暫定総合評価*1 | 3.5/5.0 |
総合評価は、下記の5つの調査項目の星評価を単純平均化して算出しています。
評価項目 | 結果 | 星評価 |
安定性(標準偏差)*1 | -(上位-位) | -/5.0 |
シャープレシオ*1 | -(上位-位) | -/5.0 |
利回り(1年)*2 | -%(上位-位) | -/5.0 |
純資産総額*1 | 129.33億円(上位167位) | 2.0/5.0 |
信託報酬*1 | 0.1133%(昇順上位19位) | 5.0/5.0 |
ウエルスアドバイザー評価*2 | -/5.0 | -/5.0 |
*1.2024年7月14日時点
*2.2024年06月30日 時点
商品設定から1年未満であるため調査項目5個のうち2個(1年利回りとウエルスアドバイザーの評価)を除いた暫定評価となっています。また、純資産総額が低い理由も設定して間もないためかと思います。
日本経済の成長の恩恵とリスクを積極的に受け入れられる方にとってはオススメです。
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを新NISAで運用するなら下記の証券会社で購入できます↓
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドとは
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドとは、SBI証券が提供するインデックスファンドで日経平均株価(日経225)に連動する運用を目指しています。
このファンドは、日経225を構成する日本の主要企業225社に分散投資を行うことで、日本経済全体の成長を享受することを目的としています。
信託報酬が低く設定されており、投資家にとってコストを抑えた運用が可能で、個別銘柄の選定が不要で手軽に日本の株式市場全体に投資できる点が特徴です。
SBI証券の信頼性とiシェアーズのブランド力に支えられており、安定したリターンが期待できます。
一方で、日経225に連動するため日本経済全体のリスクを負うことになり、市場全体が低迷するとファンドの価値も下がる可能性があるためリスク許容度を考慮した上での投資判断が求められます。
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドの基本情報
商品名 | SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド |
当サイト総合暫定評価 | 3.5/5.0 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
連動対象 | 日経平均トータルリターン・インデックス |
運用スタイル | インデックス型 |
投信設定日 | 2023年7月12日 |
購入手数料 | なし |
解約手数料 | なし |
決算日 | 7月10日 |
設定来高値 | 13,267円 (2023.7.11) |
設定来安値 | 9,564円 (2023.10.4) |
分配金 | なし |
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドの基準価額チャート
下記は、SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドが設定されて以降のチャートです↓
チャート引用先:松井証券
チャートを見れると、2023年1月からこれまでは方向感のないレンジを上抜け上昇し、2024年3月22日にピークとなって上昇が一服しています。この上昇の途中にファンドが設定されたため直近6ヶ月の利率は15%を超える高パフォーマンスとなっています。ただし、現状は上昇の勢い見られないため徐々に利回りは落ちていくと思われます。
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドでの各種シュミレーション
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドは、2023年7月12日から運用を開始しました。
そこで、SBI証券で過去データを利用して条件を変えて、SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを運用した場合のシュミレーションを行ってみました。
設定当時からの運用シュミレーション
SBI証券で過去データの取得可能な設定当時(2023年8月)から現在まで定額積み立て投資を行った運用シュミレーションです。
下記の運用条件で運用シュミレーションした結果
33,977 円の含み益が確認できました!
(*2024年8月30日時点、信託報酬は加味していません。)
毎月積立日:月初めの営業日(始値で取得)
毎月積立金額:3万円
運用期間:2023年8月1日~2024年8月30日( 1年1ヶ月)
- 総投資額:390,000円
- 現在の価値:423,977円
- 利益:33,977円
- 投資利益率:8.71%
- 単純年利回り:8.05%
- 購入した合計口数:34.96口
設定当時から運用した際の最大含み損額&含み損率
上記と同じ運用条件で運用期間中の最大含み損額や投資金額に対する含み損率を計算した結果、2024年8月5日一時的に12.00%の含み損を経験したことになります。
つまり、SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドで長期運用する場合、今後も同じ程度の含み損が一時的に発生する可能性があることを覚悟して投資することが重要となります。
詳細は以下になります↓
最大含み損率日 | 2024年08月05日 |
最大含み損率時の損額 | 46,791円 |
最大含み損率 | 12.00% |
最大含み損時点での総投資額 | 390,000円 |
最大含み損時点での評価額 | 343,209円 |
新NISA開始からの運用シュミレーション
ここでは、SBI証券の過去データを利用して新NISAが開始した2024年1月から現在(2024年8月30日時点)までの運用シュミレーションをした結果です。
下記の運用条件でシュミレーションした結果
5,170円の含み益が確認できました!
(*2024年8月30日時点、信託報酬は加味していません。)
毎月積立日:月初めの営業日(始値で取得)
毎月積立金額:3万円
運用期間:2024年1月4日~2024年8月30日(約8ヶ月)
- 総投資額: 240,000円
- 現在の価値:245,170円
- 利益:5,170円
- 投資利益率:2.15%
- 単純年利回り:3.29%
- 購入した合計口数:20.22口
新NISA開始から運用した際の最大含み損額&含み損率
上記と同じ運用条件で運用期間中の最大含み損額や投資金額に対する含み損率を計算した結果、一時的に17.31%の含み損を経験したことになります。
その理由は、2024年8月05日に起こった日経平均株価の歴史的な急落によるパニック売りが影響しています。
長期間での運用に加え、短期的でも運用開始のタイミングによって、今後もSBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドで長期運用する場合、この程度の含み損が一時的に発生する可能性があることを覚悟して投資することが重要です。
詳細は以下になります↓
最大含み損率日 | 2024年08月05日 |
最大含み損率時の損額 | 41,535 円 |
最大含み損率 | 17.31% |
最大含み損時点での総投資額 | 240,000円 |
最大含み損時点での評価額 | 198,465円 |
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドの利回り
直近6ヵ月では18.81%と通常より高い利回りとなっています。
上記のSBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドのチャートを見ると、ここ1年は上昇の途中から波に乗ったことから直近6ヶ月の利回りは高い傾向にあります。
これには、米国を中心とした世界的な株高とインフレ、円安による国内企業の業績が好調だったことと海外投資家が割安感から資金を流入させた影響と思われます。
ただし、今後は徐々にパフォーマンスが落ちていくことが予想されますが、長期的な目線では今の数字に戻る可能性は十分にあると思います。
期間 | 1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 |
利回り | 2.73% | 18.81% | – | – | – | 24.22% |
*2024年6月30日 時点
20年後の利益想定として本来なら3年と5年の利回りの低い方を採用しますが、データがないので直近6ヵ月利回り18.81%を採用してシュミレーションした結果を掲載します。
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドの20年後をシミュレーション
下記の条件で直近6ヶ月間の利回り(年率)18.81%と、その半分の9.405%の2つのパターンをシュミレーションしてみました。
- 毎月積立額:3万円
- 積立運用期間:20年
毎月の積立金額 | 3万円 |
想定利回り(年率) | 18.81% |
積立期間 | 20年 |
20年間の元本 | 720万円 |
20年利益 | 7,088万円 |
チャート引用先:金融庁つみたてシュミレーター
もちろん、これは理想値であって途中パフォーマンスの低下を考慮し、利回りを半分(9.405%)としてシュミレーションした結果が下記になります↓
毎月の積立金額 | 3万円 |
想定利回り(年率) | 9.405% |
積立期間 | 20年 |
20年間の元本 | 720万円 |
20年利益 | 1,390万円 |
現実的には、前者と後者のシュミレーションした中に納まる可能性が高いと思います。。
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを買える証券会社
新NISA口座でSBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを取り扱っている証券会社は、下記の「SBI証券」と「松井証券」です。
ネット証券の多くは、投資信託を保有するとポイントが付与などのサービスを行っています。なお、保有する投資信託商品によって付与されるポイントには差があります。
SBI証券と松井証券でSBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドを保有すると、年率0.022%のポイントが付与されます。
証券会社名 | SBI証券 | 松井証券 |
NISA成長投資枠 | 〇 | 〇 |
NISAつみたて投資枠 | 〇 | 〇 |
最低積立金額 | 100円(1円単位)~ | 100円(1円単位)~ |
ポイント付与率(年率) | 0.022% | 0.022% |
公式サイト |
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンドの質問&疑問5選
日経平均トータルリターン・インデックスとは?
日経平均トータルリターン・インデックスとは、日経平均株価(日経225)の値動きに加えて、構成銘柄の配当金を再投資したと仮定した場合の総合的なリターンを示す指数です。
SBI・iシェアーズ日経225インデックス・ファンドの信託報酬?
SBI・iシェアーズ日経225インデックス・ファンドの信託報酬は、0.1133%です。
Iシェアーズはどの会社が運用しているのですか?
iシェアーズは、ブラックロック(BlackRock)社が運用しています。ブラックロックは、世界最大級の資産運用会社であり、iシェアーズのETFシリーズは、同社の代表的な投資商品群の一つです
SBIIシェアーズとは何ですか?
SBI・iシェアーズとは、SBIアセットマネジメントとブラックロックが提携して提供する投資信託シリーズです。
これらのファンドは、ブラックロックの運用ノウハウを活かし、iシェアーズのETFを通じてさまざまなインデックスに連動する運用を行い、低コストで分散投資を実現することを目的としています。
為替ヘッジはするよりしないほうがいいですか?
為替ヘッジをするかしないかは、投資家のリスク許容度と投資目標に依存します。安定した収益を重視する場合はヘッジをした方が良く、リターンの可能性を追求する場合はヘッジをしない方が適しています。
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