トレード手法

2本の移動平均線を使う1時間足トレード手法

1時間足で2本の移動平均線を使う簡単トレード手法

海外サイトで面白い1時間足トレード手法を発見したのでシェアします。

1時間足で2本のEMAを使う非常に超シンプルなトレード手法です。

考案者によると、2年間この手法でトレードを行い勝率は80%以上との事です。

オージードル(AUS/USD)だけをトレードしているそうですが、実際には他の通貨ペアでも通用するという掲示板への書き込みが多数あるので、ぜひご自身で過去検証をしてみて下さい。

1時間足トレード準備

今回はオリジナルに従って、オージードルを事例に解説します。

チャートにはEMA12とEMA72、ラウンドナンバーを表示させます。
オージードル1時間足

それではチャートを用いてトレードルールを解説します。

2本の移動平均線を使う1時間足のエントリータイミング

1時間足のエントリータイミングは簡単です。

言葉で説明するよりも、チャートで見た方が分かりやすいです。
下記が買いの条件です。
買いの条件

 

売りの条件はこちらです。
売りの条件

EMA72で3日間のトレンドを把握し、EMA12で短期トレンドを見ています。

EMA72で反発するのが理想的ですが、オーバーシュートもあるので裁量での判断は必要です。
特にローソク足形状が「ピンバーや包み足」など、反転を示唆する形状でEMA12を超える事はシンプルなエントリールールの中でも重要なポイントです。

損切りは直近高値安値が基本ですが、EMA72やラウンドナンバーに守られた場所にストップを置くといいですね。

利確は直近高値安値やラウンドナンバーなどサポレジとなる場所の手前が基本ですが、リスクリワード1:1以上になるように意識して利益を伸ばす方法もあります。

利益を伸ばす場合には、上記チャート画像のようにEMA12を終値で超えたら利確すれば、トレンド発生後のレンジで手仕舞いができます。

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EMA72に近づいて来ない強いトレンド発生時

強いトレンドが発生した場合には、EMA72まで価格が落ちてこないこともあります。

そうした時は裁量色が強くなりますが、ロールリバーサルでの反発+EMA12でエントリーします。

下記は直近のオージードル1時間足ですが、0.71500でロールリバーサルが起きています。
(アメリカ大統領選の影響で11月3日~4日でノイズが出ていますが)
EMA72から離れたトレンド発生時

この0.71500でピンバーを作って反発し、EMA12を超えた場所で買いエントリーします。
EMA72から離れたトレンド発生時のエントリー

上記のエントリーでは、ピンバーという分かりやすい反転形状でエントリーが可能です。

ピンバーはサポレジで登場することで反発の確率が高くなりますが、ラウンドナンバーという分かりやすい場所で発生しており、EMA12を判断基準とすることでトレンド発生時でもエントリーチャンスを確保できます。

まとめ

ご紹介した2本のEMAを使う1時間足トレード手法は、非常にシンプルなトレードルールです。

・EMA72での反発=フィルター
・ローソク足の反転形状+EMA12=トリガー

このように単純なフィルターとトリガーで成り立っている手法ですが、サポレジからのトレンド方向への反発を狙うという、王道的な考え方が根底にあります。

※考案者はEMAの並び順について言及はしていませんでしたが、買いならEMA12>EMA72という順序になっている方が分かりやすいかと思います。

綺麗な反転形状でEMA12を超えた場合の方が価格が伸びやすいので、これはどうなんだろう??と判断に迷う部分は見送る方が安全です。

 

ノイズの少ない1時間足がマッチしている手法ですが、見るべきポイントは多くないので、複数通貨ペアの監視もしやすいかと思います。

シンプルなチャートがお好みの方は、ぜひ一度過去検証をしてみて下さい。

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