トレード手法

エントリートリガーの種類

FXのエントリータイミング(トリガー)の種類

方向性さえ見極めることができれば、エントリートリガーって何でも良いよって言ってきました。

しかしエントリートリガーについての解説は特にしてこなかったかもしれません。

そこで、一般的に知られているエントリートリガーをご紹介します。
まずエントリートリガーとはエントリーする根拠、いわゆるキッカケです。

いくら環境認識して今の状況で上や下に行く可能性が高いと思っても何処でエントリーしたら良いか迷うし、何らかの根拠というかキッカケが欲しいですよね。

それがエントリートリガーです。

エントリートリガー一覧

一般的には下記の様なエントリートリガーがあります。

・プライスアクション
・MAクロス
・トレンドライン
・ボリンジャーバンド
・オシレーター
・TDシーケンシャル
・ファーメーション(チャートパターン)
・ピボット

この他にも探せば色々とあるかと思います。
どれが一番いいかは個人の好みによるところが多いです。

このなかで割とエントリー判断が早くできるのがプライスアクションです。

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プライスアクション

プライスアクションとはローソク足単体もしくは複数のローソク足の形でエントリーを判断します。

主にピンバー、インサイドバー、アウトサイドバーなどが有名です。
ピンバー以外は複数のローソク足との組合せになります。

他のテクニカル指標に比べると判断が早くできますが、その分ダマシも多くなる傾向にあります。
特に短い時間足ではあまり機能しない可能性があるので、使用するなら15分足以上がオススメです。

 

またプライスアクションを確認した次の足の形状も大事です。

包み足とはらみ足の詳細記事はコチラへ↓

MAクロス

エントリートリガーとしてMA(移動平均線)を利用するトレーダーも多くいます。

 

MAとレートや複でのMA同士のクロスなどが一般的です。
MAのパラメーターが気になる方が多いですが、正直何でもいいです。

3と7、10と20、13や15なども利用するトレーダーが多いです。

注意点としてはMAの先端は現在レートにより動くので足が確定してからの判断となり、若干エントリー判断が遅れる傾向にある点くらいです。

トレンドライン

トレンドラインもエントリートリガーとして機能します。

自分で引いたトレンドラインを確定足でブレイクしたらエントリーするような使い方やトレンドラインとの反発でもエントリーできます。エントリー以外にも決済のタイミングとして利用しているトレーダーも多いです。

 

問題点としては個人によってトレンドラインの引き方に差が出やすいところです。
水平線もそうですが、ヒゲの先端かローソク足の実体ベースで引くのか迷うところです。

個人的には一貫性を持たした方が良いと思います。
(ヒゲならヒゲ同士、実体なら実体同士など)

まとめ

エントリートリガーとしては、今回紹介した以外にもパラボリックなど多くあります。

判断が早くできるトリガーほどダマシも多くなり、MAなど若干遅れるトリガーだと初動を取り損ねる可能性があります。

個人的にはエントリートリガーよりも環境認識の方が大事だと思っていて、同じトリガーを使用してもトレンドの何処の部分を狙ってエントリーするかが重要だと思います。

具体的には1回目の押し目なのか、それとも2回目以降の押し目なのかをルール化して利用してこそトリガーも生きてくるかと思います。

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