トレンドが出ている際に使えるインジケーター「HalfTrend-1.02」をご紹介します。

今回は移動平均線3本と組み合わせたトレードの手法を説明していきたいと思います。

HalfTrend-1.02の設定方法

「HalfTrend-1.02」の設定方法を説明します。

まずは、下記よりHalfTrend-1.02をダウンロードしてください↓

「HalfTrend-1.02」

ダウンロードが完了したら、ＭＴ4にHalfTrend-1.02を入れます。

HalfTrend-1.02をチャート上に表示していきます。

一旦デフォルトの状態でHalfTrend-1.02を表示してみます。

このような感じでチャートに表示されます。

上昇が青、下降が赤で転換時に矢印が表示されます。

ここに3本の移動平均線を表示します。期間20・50・100のＳＭＡです。

三本の移動平均線を見ても、上記の画像は下降トレンドと判断できそうな状況です。

ではここで、HalfTrend-1.02の数値を変えてみたいと思います。

デフォルトの状態ではAmplotubeの数値が2ですが、少し動きが細かすぎるので、移動平均線の短期と同じ20に変更してみたいと思います。

変更した画像がこちら↓

だいぶ見た目が変わりました。

HalfTrend-1.02と移動平均線を使ったトレード方法

HalfTrend-1.02は上昇トレンドから下降トレンドに転換すると赤の下矢印、下降トレンドから上昇トレンドに転換すると青の上矢印のサインが出ます。

このサインと3本の移動平均線を組み合わせてトレードしていきます。

例えば、上昇トレンドから下降トレンドに転換したとします。
その際、HalfTrend-1.02は赤の下矢印が出ますがその時点ではまだエントリーしません。

赤の下矢印が出た後に、移動平均線のパーフェクトオーダーが確認できた時点でエントリーとなります。

パーフェクトオーダーについては下記の記事を参照下さい↓

2021.12.21

MTF（マルチタイムフレーム）分析の注意点

MTF（マルチタイムフレーム）分析においては、意外な落とし穴があります。 MTFを簡単に説明すると長期方向に沿って、下位足で同じ方向エントリータイミングを計ることによりトレードに優位性を持たせています...

では、チャートを使いながら説明します。

まず、一番左側に青矢印が出ました。
トレンド転換を確認したら、移動平均線のパーフェクトオーダーを待ちます。
パーフェクトオーダーを確認した青丸部分でロングエントリーします。
緑丸部分でパーフェクトオーダーが崩れたのでここで利確します。

次に、赤矢印が出たためトレンドの転換となりました。
すでにこの時点で、移動平均線がパーフェクトオーダーとなっているのでショートエントリーします。
右端部分ではまだ決済の条件となっていないため、引き続きポジションを保有します。

このような形でエントリーおよび決済となります。

HalfTrend-1.02の注意事項

HalfTrend-1.02はトレンドが出ている時にしか効果を発揮しません。

レンジの時でもサインは出ますが、大きく負けてしまうことも多々あります。

上の画像のように、移動平均線（特に長期）の方向性が定まってなく、3本が絡み合っている状態はレンジとなります。

このような時はエントリーせず、他にトレンドが出ていそうな通貨ペアを探してトレードすることをおすすめします。

あくまで、移動平均線のパーフェクトオーダーを確認してからそのトレンド方向にエントリーするようにしてください。

FXフレンズ管理人