ピボットポイントを使ったシンプルトレード
ピボットポイントについて先日もサポート&レジスタンスで書きましたが、本日は実際にトレードする手法をお伝えします。
※先日の記事も合わせてお読みください。
ピボットポイント(以降ピボット)はサポート&レジスタンスになり得るラインで為替相場では強く意識されると先日も書きましたが、その特性を生かしてピボットをチャートに表示さえしておけば、誰でも出来るシンプルな方法をお伝えします。
シンプルだからこそ、ごちゃごちゃになりそうな思考を使わずにトレードを行える事が出来ますので、あなたの手法の一つとして引き出しを増やし確立させていただきたいと思います。
ピボットポイントを使ったトレード手法
今回ピボットを使ったトレード手法は3種類あります。
1種類は簡単、もう2種類は若干の慣れが必要となります。
あくまでも慣れですので難しいわけではありません。
一つ目として、狂った相場を利用する方法です。
下記画像をご覧ください。
ドルカナダの5分足です。
LBOP(S3)とHBOP(R3)を抜けている箇所は画像では1回だけです。
それだけLBOP(S3)とHBOP(R3)に到達する確率は低いのです。
確率的には通貨ペアによりますが到達確率7パーセント前後となります。
この時に通常の思考では、LBOP(S3)とHBOP(R3)まで到達する確率が低いのであれば逆張りを考えます。
LBOP(S3)に到達したら買い、HBOP(R3)に到達したら売りと考えるでしょう。しかし、LBOP(S3)とHBOP(R3)まで到達する時は狂った相場なのです。
この時に、LBOP(S3)に到達したら売り、HBOP(R3)に到達したら買いを仕掛けます。
推奨通貨ペアは、指標時のドルカナダやポンド絡みが良いでしょう。単純な到達確率はどんな通貨ペアでも大きな差は少ないですがボラティリティの観点からのおすすめ通貨ペアとなります。
指値で待っていると良いでしょう。
利確ポイントは行けるところまでですが、60~70ピップスがおすすめです。
10ピップスの利益が出ればSLを建値まで引き上げます。
その後は急激な戻しも予想されますので、SLは順次引き上げていくのをおすすめします。
ドルカナダの1時間足でエントリーのポイントに黄色〇をしておきました。
パッと見だけで、勝てる可能性がわかるでしょう。
二つ目としてS2とR2は逆張り視点を持つ事です。
S2とR2は、行き過ぎた状態に近い位置ではありますが反発を意識する人が多いです。
ここで生きてくるのはフィボナッチとなります。
40パーセントと70パーセントの戻しを意識します。
エントリーするのは、S2なら一旦下抜けして戻って来るタイミングで買いです。
売りの場合はR2を上抜けして戻って来るタイミングで売りです。
10ピップス程度で利確するケースも多いですがS2からR2までというようなビックトレードも多いです。
利益が出たら建値にSLを持ってくるのを忘れないようにしましょう。
三つ目として週足ピポットを利用する方法です。
また、損大利小のロジックとなります。
エントリーは月曜日の朝に週足ピボットが表示されます。
そこからピボットポイントに到達する可能性は75パーセントとなります。
この時に、ピボットの状況を見ます。
※画像は見やすくするためにピボット以外の線を消してます。
ピボットが階段状に上がっていて、価格がピボットより下にあれば買い。
ピボットが階段状に下がっていて、価格がピボットより上にあれば売りです。
月曜日の朝にエントリーというルールですので、夏時間は6時冬時間は7時となります。
通貨ペアによってはスプレッドの広がりが多いので30分程度待つことも必要となります。
ロスカット位置は、状況によって異なりますが20ピップス程度を目安にします。
利確は伸ばせるところまでが基本となりますが20ピップスが最低限の目安となります。
また、オシレーターと組み合わせる事で朝一から9時55分までを狙っても使える手法です。
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