ボリンジャーバンド

2つのボリンジャーバンドを使う5分足逆張り手法

2つのボリンジャーバンドを使う5分足逆張りトレード手法

2つのボリンジャーバンドを使う5分足での逆張りトレード手法を紹介します。

この手法で私も逆張りでスキャルピング気味に6~10pipsを取る事が多いです。
逆張りなので推奨通貨としては、ドル円などのトレンドが出にくい通貨ペアが無難かと思います。
レンジを見極められるスキルがあるなら特に通貨ペアは問いません。

5分足逆張りトレード手法の準備

ドル円5分足を事例に解説します。

下記のように2つのボリンジャーバンドを表示します。

ドル円5分足に表示する2つのボリンジャーバンド

・期間20・偏差2に関しては特に説明する必要はないですよね。
・期間120・偏差2は、MTFを使わず30分足のボリンジャーバンドを表示しています。

注目するポイントは、30分足のボリバンの形状です。
下記のようにスクイーズとなってレンジになった部分で逆張りを狙います。

ボリンジャーバンドで逆張りをゾーン

それなりのボラを伴って動いた後のレンジを狙います。

5分足ではボリバンは短時間で形状が変わりますが、30分足になるとスクイーズの期間もある程度は持続するので逆張りが狙いやすくなります。

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2つのボリンジャーバンドを使う5分足逆張りトレード手法の詳細

2つのボリンジャーバンドを使う5分足逆張りトレード手法の詳細を解説します。

下記はドル円5分足を拡大表示したチャートです。

30分足のボリバンがスクイーズで横向きになっており、30分足のボリバンタッチ+5分足の+2σを突き抜けた場所に矢印を表示しています。

ドル円5分足で2つのボリンジャーバンドを使って逆張りを狙う場所

上記2つ目の矢印部分にFOMCがありましたが、いずれも逆張りは成功していますね。

108円を挟んだレンジですが、利確の目安は108円などのラウンドナンバー、5分足(又は30分足)ボリバンのミドルライン、直近安値が分かりやすいですね。

損切りはレジスタンス(又はサポート)の少し上に置きます。

なお、短期的にはレンジの逆張りですが、大きな流れに沿った方向でのエントリーが安全です。
(記事冒頭で掲載したチャートを見ても分かりますが、ドル円は下方向なので売りの方が安全ですね)

 

ボリンジャーバンド以外にストキャスティクスを追加するのも、タイミングが取りやすくなるのでお勧めです。

下記は東京時間に合わせて、ストキャスを9-5-5で設定しています。

2つのボリンジャーバンドとストキャスティクスを使った東京時間の逆張り事例

30分足ボリバンタッチ後、ストキャスが下降したタイミングでのエントリーですね。

ストキャスについては、下記の記事でも解説しているので参考にして下さい。

今回紹介した逆張り手法は、5分足だけのボリバンだけでなく、上位足のボリバンも表示することでレンジが分かりやすくなるのが特徴です。

ただしレンジを把握する事に加えてサポレジを見極める事も重要です。

・30分足のボリバンがスクイーズとなりレンジを示唆
・サポレジに接近した場所で30分足ボリバンの2σと重なる

サポレジ+ボリバンという2つの抵抗が合致した場所で逆張りを仕掛けるイメージです。

上記で紹介したストキャスティクスなど、何かしらのオシレーターを加えるのもお勧めです。

トレードチャンスは多くありませんが精度の高い手法なので、大きな値動きの後のレンジ用にこの手法を覚えておくと役立つ場面は多いと思います。

 

ボリンジャーバンドを使った他のトレード手法をまとめたページはコチラへ↓

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