ノーリペイントのスーパートレンド「PZ Super Trend」は持ってて損なし!
スーパートレンドは多くのトレーダーが愛用しているツールの一つで、特に欧米トレーダーに人気がありますが、日本では使っている方は少ないのかもしれません。
トレンド方向によってラインの色が変化し、トレンドの発生や方向を認識しやすく、サポレジとしても機能するインジケーターです。Oliver Seban氏によって開発された経緯があり、ATR(Average True Range)を用いて作られています。
Oliver Seban氏の詳細はコチラへ↓
PZ Super Trendの概要
スイングトレーダーにとっては重宝するインジケーターですが、実はスキャルピングトレーダーやデイトレーダーの方にとっても上位足のトレンドを把握する上でも便利なんです。
スーパートレンドのインジケーターは多数ありますが、なかでも今回紹介する「PZ Super Trend」はチャート上のダッシュボードで各種時間足のトレンド状況を確認することができるんです。さらに一般的にあるようなリペイントインジケーターではなく、ノンリペイント・ノンバックペイントです。
PZ Super Trendの使い方
結構トレンドを捕らえていて色変わりのタイミングでエントリーすると勝てそうですが、スーパートレンドの弱点は下記ページでも記載している通りレンジ相場と天底です。
ある程度トレンドが発生したあとラインがフラット状態になり、上下に振るようになってくるとレンジに入ったと判断できます。
こういった時にエントリーするとロスカットを連発して、痛い思いをするんですが、そこでネックとなるのがMTF分析です。
先ほどのページでも使い方として紹介していますが、PZ Super Trendなら上位足のスーパートレンドを表示しなくてもダッシュボードを確認すれば、上位足の状態を確認することができますので同じ方向にエントリーさえすれば結構な確率で勝つことができます。
ダッシュボードの検証
では本当にダッシュボードで確認することができるのかチャートを切り替えて確認してみます。
まずは5分足だとダッシュボードだとダウントレンドになっています↓
次に上位足の15分足チャートではダッシュボードだと5分足と同じくダウントレンドになっています↓
次に上位足の60分足チャートではダッシュボードだとアップトレンドになっています↓
最後に上位足の4時間足チャートではダッシュボードだとアップトレンドになっています↓
各時間足ともにダッシュボードが表示する状態と同じでした。
4時間足と1時間足がアップトレンドで15分足と5分足がダウントレンド。
つまり、5分足がアップトレンドに変われば買いエントリーすると負けずらくなります。
スーパートレンドでMTF分析する際の注意点
しかし、これにも注意が必要です。
先ほどの4時間足と1時間足がアップトレンドでしたが、チャートを見ると明らかに各時間足におけるレンジ相場であることが確認できると思います。
結果的にスーパートレンドだけの判断でMTF分析をしても負けるところは、こういった点にあります。
先ほどの4時間足のチャートを縮小してみると天井圏にあることがわかります↓
では、どういった状態ならいいのでしょうか?
理想的には下記のように4時間足や1時間足のスーパートレンドが角度を付ける状態、つまりトレンド状態だと同じ方向に下位足でエントリーしても負けにくくなり、さらに値幅も多く獲れやすくなります↓
このような上位足の状態で下位足でスーパートレンドが下降から上昇に変わったタイミングでエントリーすると負けにくくなります。つまり上位足のトレンド方向に沿って下位足での押し目買いとなるわけです。
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