FXインジケーター

ボリンジャーバンドのスクイーズやエクスパンションをアラーム表示できるインジケーター

ボリンジャーバンドのスクイーズやエクスパンションをアラーム表示できるインジケーター

ボリンジャーバンドのインジケーターは数多くあり、代表的なものとして3σや2σタッチでアラームを表示させたり、バンド幅を表示させるインジケーターなどがあります。

これらはボリンジャーバンドを効率的に使用するのに重宝するインジケーターですが、その他にもトレンド発生の前兆や終息をボリンジャーバンドで判断する際にスクイーズやエクスパンションに注目する方も多いかと思います。しかし、これらのインジケーターを探すと意外と見つからないことに気が付きます。あまりにも見つからなかったので自分で作成しようかと思いましたが、無料で使える海外インジケーターを発見しました。

それが「BB_Analyzer_2.03_alerts_nrp」です。

BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpの特徴

ボリンジャーバンドの形態としてスクイーズ、エクスパンション、パラレルの3パターンがあります。

BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpは、これら3つのパターンを分かりやすく色分けでき、状態変化の際にはアラームやメール通知機能で知らせてくれます。さらにエクスパンションとパラレル時には、アップとダウンの各2つの合計4パターンを色分けできます。

下記はエクスパンションしたときの「BB_Analyzer_2.03_alerts_nrp」ですが、エクスパンションでも上にブレイクしたチャートです↓
エクスパンション上ブレイク

エクスパンション上ブレイク色:ダークグリーン
スクイーズ上ブレイク色:ティール

 

一方、こちらは「BB_Analyzer_2.03_alerts_nrp」でエクスパンション時、下にブレイクしたチャートです↓
エクスパンション下ブレイク

エクスパンション下ブレイク色:レッド
スクイーズ下ブレイク色:あずき色

某媒体で2~3万円で売れられているこのロジックを無料でプレゼントします!↓

両者を比較するとバンド内の色が異なります。
このようにボリンジャーバンドの状態を視覚的に捕らえることができます。

なお、スクイーズの時はレートが上下に動いても色は同一です。
上ブレイク後のスクイーズです↓(デフォルトでは黒色に設定されています)
スクイーズ1

 

下ブレイク後のスクイーズです↓(デフォルトでは黒色に設定されています)
スクイーズ2

各状態のバンド内の色の変更はパラメーター設定から行えます↓
パラメーター設定

Color_Bubble_Up:エクスパンション上ブレイクの色設定
Color_Bubble_Down:エクスパンション下ブレイクの色設定

Color_Sausage_Up:パラレル上ブレイクの色設定
Color_Sausage_Down:パラレル下ブレイクの色設定

なお、BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpではボリンジャーバンドの真ん中のライン(ミドルバンド)も上方向、下方向で色が変わりますが、その色も先ほどのパラメーター設定から変更することができます。
ミドルライン色設定

BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpのアラーム表示

BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpの最大のメリットであるのが、冒頭でも記載したアラームおよびメール通知機能です。

ボリンジャーバンドの状態が下記とおり変化するとアラームやメール通知を行うことができます。

スクイーズ ⇒ エクスパンション
エクスパンション ⇒ パラレル
パラレル ⇒ スクイーズ

これらの機能は、先ほどのパラメーター設定で変更ができます。
各状態のアラート機能をONにしたい場合は、「true」に設定します。
アラート設定

スクイーズのアラート設定はデフォルトだとOFFになっていますので、使いたい場合は「true」へ変更してください!

BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpの使い方

BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpはボリンジャーバンドの状態変化を色や音で知らせてくれる便利なインジケーターですが、エントリーや決済タイミングを知らせるサインツールではありません!

しかし、その他のインジケーターを組み合わせることでエントリーや決済にも使えます。

たとえば、ボリンジャーバンドの特徴としてトレンドが発生する際には、スクイーズからエクスパンションブレイクすることが多くみられます。こういった場合、RCIや上位足のボリンジャーバンドを確認するとトレンドに上手く乗れることができます。

具体的には上位足のボリンジャーバンドの±2σまでの距離を確認したり、RCIの売られ過ぎや買われ過ぎの状態をチェックしていきます。RCIが上下どちらかに張り付いている場合は、すでに過熱気味との判断もできますが、逆に言うとトレンドが発生して勢いがある証拠でもあります。
RCIとの組み合わせ

この場合は、ボリンジャーバンド同様に上位足のRCIの状態もチェックすると、まだ上下限まで余裕があれば伸びる余地が残っていると判断し、エントリーすることもできます。

このようにボリンジャーバンドの状態変化はチャンスになることが多く、BB_Analyzer_2.03_alerts_nrpと他のインジケーターを組み合わせることでサインツール同様の使い方ができると思います。

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