フィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクステンションを同時に自動表示するインジケーター「PZ Fibonacci」のご紹介です。

フィボナッチリトレースメントは頻繁に使う方は多いと思いますが、フィボナッチエクステンションの方はトレースメントと比較すると使用する方は少ないようです。

トレースメントとエクステンションの違い

トレースメントはMT4に標準搭載されていますが、エクステンションは標準では搭載されておらず、標準搭載されているフィボナッチエクスパンションと混合されている方も多いようですが、エクステンションとは異なるものです。

フィボナッチだけの根拠で勝ち続けられるほどFXは甘い世界ではないのですが、他の指標と合わせながら根拠の1つとして使っていくのもアリだと思います。

PZ Fibonacciの特徴

PZ Fibonacciをチャートにインストールすると下記のようにデフォルトでは2つのフィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクステンションが同時に自動描画されます。

赤く太いラインと細く水色のラインの2種類のラインが同時表示されていますが、赤ラインがビックフィボナッチで水色ラインがスモールフィボナッチです。デフォルトでは両方自動表示する設定になっていますが、パラメーター設定で片方だけ表示するように変更できます。

デフォルト設定ではローソク足12本以上の高値安値でラインを引くようになっていますが、ビックフィボナッチに関しては関係ないようで相場によってはスモールフィボナッチが表示されない時もあります。

＞＞PZ Fibonacciのダウンロードへ

PZ Fibonacciまとめ

PZ Fibonacciの使い方としては特別な使い方というよりは通常のフィボナッチと同様な使い方です。

自分がラインを引くよりPZ Fibonacciだと自動で引いてくれるだけ便利というわけですが、PZ Fibonacciはリペイントします。

過去のフィボナッチラインはストラテジーテスターなどを使用してビジュアルを表示することで動作を確認するとよく分かりますが、個人的にはスモールフィボナッチは短期足だとあまり使い物にならない感じを受けていますのでビックフィボナッチだけで十分だと思っています。

多くの場合利確で使用するシーンが多いと勝手に思っていますが、このフィボナッチエクステンションだけだと少々不安なので、もう一つの指標と一緒に重なった時にはその一歩手前で利確するようにしています。

このもう一つの指標についてはF15-friendsやF30-hybridのマニュアルで詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。

FXフレンズ管理人