ヒロセ通商(LION FX)の「C2」と「.NET4」の違い
ヒロセ通商(LION FX)には、インストール型の取引ツール「C2(LION FX C2)」と「.NET4」という2種類があります。
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各ツールの特徴
.NET4版が、LION FXと表記されている場合もあるので気をつけて下さい。
C2については、C2又はLION FX C2と表記されています。
C2は.NET4版の後継ツールとして開発されているので、最新の取引ツールがC2という位置づけですが、機能面の大差はありません。
微妙にデザインや使い心地の違いはありますが、最も大きな違いはC2ではユーザーが作成した様々なテンプレートをダウンロードして使えるカスタマイズ性です。
公式サイト内での取引ツールの推奨度を見ると、恐らくヒロセ通商は以下のようにユーザー層を分けたい事が推測できます。
C2 = Windowsユーザー
.NET4 = MACユーザー
C2は完全にWindows専用ですが、.NET4はWindows用とMAC用の2種類が用意されています。
以下でも順次解説していきますが、私のお勧めとしてはこんな感じになります。
操作速度に問題がない人 = C2
C2の動作が重かった人 = .NET4版◆MACの方
NET4しか選択肢はありません
それでは各ツールの違いや特徴ついて解説します。(※Windows向けの解説となりますのでご了承下さい)
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ツール画面と操作性の違い
どちらもデフォルトの設定で、1度に表示可能なチャートの上限8枚とニュースを表示させただけです。
基本的な画面構成に大差はありませんが、C2の方がスッキリとした印象です。
画面の見やすさはある程度カスタマイズでどうにでもなる部分ですが、このカスタマイズ性は最新ツールであるC2の方が上です。
カスタマイズはちょっと敷居が高いと思う方でも問題ありません。
C2ではユーザーが作成したテンプレートをダウンロードして使う事が可能です。
・ボリンジャーバンドを使った逆張りスキャルピング用レイアウト
・デイトレ、スキャルに特化したレイアウト
現状でテンプレートは18種類が揃っているので、お気に入りが恐らく見つかるはずです。
こうした拡張性の高さを気軽に試せる環境が整っている点においても、C2はお薦めです。
機能面の違いはほぼ無し
C2と.NET4版で、機能面の違いはほぼありません。
利用できる注文種別、テクニカル分析の数は共通しており、唯一違うのはトレンドラインの種類がC2の方が1種類少ないことだけです。
ヒロセ通商の特徴の一つでもある豊富な注文方法は、C2と.NET4版で違いはありません。
利用可能なテクニカル分析はC2と.NET4版で違いはありません。
しかしブラウザ版ツールの方がテクニカル分析は豊富に揃っているので、より高度な分析をしたい場合にはブラウザとの使い分けが必要です。
・ブラウザ版ツールにしか無いテクニカル分析
回帰トレンド、線形回帰分析、ピボット、ZigZag、モメンタム、ATR、CCI、Aroon-Indicator、Aroon-Oscillator
ブラウザ版ツールの詳細については、以下の記事を参考にして下さい。
フィボナッチエキスパンションは.NET4版しか使えないという差があります。
ツールの必要環境の違い
C2と.NET4版では、必要となるパソコンの処理能力に違いがあります。
結論から言えば、C2の方が高いパソコンスペックを要求しますが、よほど非力なパソコンでなければ特に問題はありません。
▼Windowsパソコンの必要環境
.NET版 | C2 | |
---|---|---|
OS | Windows7 | Windows7 |
CPU | 1.3GHz以上 | Corei5 |
メモリ | 1GB以上 | 4GB以上 |
ハードディスク | 空き容量500MB以上 | 空き容量1GB以上 |
ディスプレイ | 1024×768(XGA)以上 | 1280×1024(XGA)以上 |
このように.NET版よりC2の方がパソコンへの負荷が高いので、一度C2をインストールして動作速度を確認して下さい。
その上で問題なければC2を使い、動作が重い場合には.NET版をインストールすればOKです。
上記の必要環境を満たしているか?お使いのパソコンのスペックの調べ方が分からない方は、以下のリンク先を参考にして下さい。
ツール動作に必要となるソフトが異なる
このパートは少々技術的な話です。
・C2 = Java
・.NET4版 = .NET
というように、それぞれ異なるソフトが必要となります。※どちらもネット上で無料でダウンロードして使えます。
C2に使われるJavaは動作が重いので、上述のように.NET4版に比べてパソコンスペックが必要になる訳です。
ただしC2が優秀な点は、Javaを使用するその他のツールに比べて動作が軽い事です。
また、Javaは定期的にアップデートをしているので、下記のような画像を目にしたことがある人も多いと思います。
C2ではログイン時にJavaのアップデートを自動的に行ってくれるので、ユーザーの煩わしさを軽減してくれています。
C2と.NET4版の違いまとめ
C2と.NET4版の違いについて解説してきましたが、冒頭でも述べたように以下の目安で選べば間違いないです。
操作速度に問題がない人 = C2
C2の動作が重かった人 = .NET4版
C2は最新のツールだけあってカスタマイズ性が高く、スキャルピングにもデイトレにも使えます。
特にこれからヒロセ通商を使い始める方は、様々なテンプレートをダウンロードして使えるC2を使うことをお勧めします。
とは言え、.NET4版が劣っている訳ではありません。
パソコンスペックの関係で.NET4版しか使えない場合でも、十分に取引ツールとして使えます。
個人的にはC2の方が使いやすくて見やすい印象ですが、どちらも取引ツールとしての完成度は言うまでもなく高いのでご安心を。
ヒロセ通商には豊富な取引ツールがあるので、好みのツールが見つかるはずです。
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