仕組み

リスクオン、リスクオフをイメージするドア写真

FXのリスクオンとリスクオフとは?

FXの相場で生き残っていくにはファンダメンタル分析とテクニカル分析が必要になります。

ややもするとテクニカル分析重視になる方が多いのですが、世界経済の流れ、異なる通貨間の相関の基本もわからないで、相場に生き残っていくのは難しいでしょう。

日々のトレードするにあたっては各サイトの「本日の相場観」や「今後のトレンド予測」などの分析記事もしっかり読んでください。

記事の中に、よく「リスクオン」、「リスクオフ」のキーワードが登場します。
たぶん、読者の中にもよくわからない方がいるかもしれませんので、説明します。

このページにはPRを含みます。

リスクオンとは

リスクの高い石橋を渡る人

リスクオンは、多少のリスクを冒しても「FXで儲けたい」心理相場です。
リスクオンで買われる通貨は新興国通貨、資源国通貨です。

具体的には、トルコリラ 、メキシコペソ 、南アフリカランド、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドルがあげられます。

また、上記のカテゴリー通貨ではありませんが、ユーロ、ポンドもリスクオン相場でよく買われます。

なぜ、リスクオン相場に手を出すのでしょうか?
それは、FXで儲けるためには値動き=ボラティリティが必要だからです。

上記の通貨はよく動きます。ハマれば、大きく稼げますからね。

リスクオフとは

シートベルトをはずす人写真

リスクオフは、「安全、確実に運用したい」FX相場です。
悲観的に考えている相場なので、安全な通貨が買われます。

リスクオフで買われる通貨は米ドル、円、スイスフランです。

なお米ドルは基軸通貨なので、リスクオン相場でも買われることもあります。

なぜリスクオフ相場がある理由は、危険な通貨から比較的安全な通貨で移しておきたいからです。

そもそもリスクオン、リスクオフなぜ、相場を識別するの?

リスクオン・オフとは相場の心理状態を表しています。
これからの相場がどうなるのか、楽観的にリスクを冒してもジャンジャン儲けられる相場環境なのか、それとも悲観的に控えめにポジションを縮小させ、安全資産に移行する段階なのか、予測できれば相場が読みやすくなります。

そして市場参加者の認識が一致していれば、その方向に通貨が動きます。

リスクオン、オフになる要因

株価が順調な時、金融緩和された時、リスクオンになりやすいです。

逆に有事の時、戦争、地殻変動、株価急落時にリスクオフになります。

リスクオンとリスクオフを海に例えると

海に例えると、荒海=リスクオンで釣れる魚が「マグロ」、凪=リスクオフで釣れる魚が「ヒラメ」だとしたら、荒海で「ヒラメ」を釣ろうとする人はあまりいません。

つまり、相場環境にあった通貨を選んで取引すれば、好結果につながります。

そう考えればリスクオン・オフの認識も大事ですね。

リスクオン、リスクオフのまとめ

リスクオン=リスクがあるのだから、安全策でいく相場、リスクオフ=リスクがないのだから、冒険する相場と勘違いされていた方はいないですか?

FXではよく出てくる重要ワードなので、しっかりとリスクオン、オフを理解しましょう!

リスクオン、オフだけに縛られるな!

上記のリスクオン、オフの説明は原則論です。
原則論だけで相場が動くわけではありません。

世界中のあらゆる実利、思惑、投資、投機があって相場が形成されるので、基本原則と逆に相場が動く時もあります。

ただし、どういう意味でリスクオン、リスクオフを使っているのか、基本がわからないと困ります。

2019年のリスクオン、オフ

2018年に引き続き為替の話題は、米中貿易摩擦です。

両国に改善の兆しが見込まれるニュースがあると、ドルが安定化に向かいリスクオン相場に向かうと言われています。
つまり円安に振れるわけで、従来のリスクオン、オフと違った面もあります。

経済ニュース、為替の分析ニュースもしっかりと把握しましょう。

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