FX初心者は知っておきたいポンドの特徴
FXを始めて、まず日本人のほとんどは身近なUSDJPYからトレードを開始します。
そのうち慣れてくると、EURJPYやGBPJPYに手を出すようになります。
そして、GBPJPYで失敗するパターンがあります。
なぜそうなるのか、ご説明します。
ポンドの特徴
まず、ポンドの特徴を抑えておきましょう。
この記事で言うポンドとは、イギリス・ポンドのことです。
エジプト 、 レバノン、シリア、スーダンなどかつての大英帝国と関係していた国々も○○ポンドを使用していますが、ここではイギリスポンドです。
現在の世界基軸通貨はドルですが、第二次世界大戦前までは、ポンドが世界の基軸通貨です。
ポンドは現在の世界取引量的には4位です。米ドル、ユーロ、円の次の立ち位置です。
さて、基本的なことを踏まえた上で、ポンドの特徴を簡潔に示せば以下の通りです。
おさえたい基本項目 | 内容 |
---|---|
ボラティリティ | 非常に大きい(値動きが激しい)。故に「殺人通貨」と言われることも |
金利 | 0.75%(2019年8月現在) |
通貨相関 | ユーロとの連動率が高い |
価格が動くイベント・指標 | BOE政策金利発表、雇用統計、小売売上高、インフレレポート発表、ユーロ圏内の主要な指標など |
ポンドは危険?
結論から先に言いましょう。
FX初心者の方はポンド系の通貨はトレードしないほうが賢明かと思います。
値動きが激しいので、世界中の投機筋からのオーダーがあり、エントリーしても餌食になるのがオチです。
たまには、運よくボラティリティを利用して利益が出ることもありますが、FX初心者がポンド系通貨で利益をコンスタントに上げられる可能性はまずないと思います。
ポンドとブレグジット
それにブレグジット(EU離脱)問題は2019年10月が山場と言われています。(現在は2019年8月28日)
ブレグジット問題は予測不可能な不透明な部分も多く、ポンド系の通貨は当面乱高下する可能性が高いと言われています。
もし、ポンド系通貨でエントリーするのであれば、しっかりと経済情報を掴んで、勉強してからトレードしてください。
ポンドはニュースに反応
またイギリスの指標や閣僚からの発言で大きく値を動くこともあります。ユーロ圏内の閣僚、重要人物の発言も同様です。
そしてイギリスの金利政策、インフレ率にも敏感にポンドは反応します。
ポンド系通貨では、GBPUSDが圧倒的に扱い量が多いです。
日本ではGBPJPYを取引する方が多いのですが、GBPJPYはクロス円なので、ストレートにニュースを反応するのはGBPUSDになります。
ポンド取引がおすすめな証券会社
ポンド取引がおすすめな業者とは約定率が高く、GBPUSD、GBPJPYのスプレッドが比較的狭い証券会社になります。
GBPUSDなら0.8Pips前後、GBPUSDなら1.0Pips前後の証券会社を選択するのがベターです。
ただし取引証券会社はスプレッドだけでなく、約定力、チャートの使いやすさなど総合的に判断するのがいいでしょう。
FX初心者はポンドの取引をいきなりするのは賢明でないと書きましたが、逆に言えば、扱えるようになると莫大な利益をもたらす通貨です。
FXの基礎と実践を学んでいけば、やがて攻略することも可能です。
目標を定めて、GBPUSD、GBPJPYでガッチリ稼げるようになりましょう!
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