FXトレードで損小利大が基本という幻想が勝てない原因
FXでは損小利大のトレードが基本という嘘が蔓延しています。
FXの多くの書籍では、損小利大こそが負けてもトータルで勝つことができるようなことが書かれていますが、それはトレードをやってない人が言うことです。もしくはコンピューターがトレードの世界で十分に普及していない時代の話です。
さらに、スキャルピングトレードで損小利大のトレードをするとトレード回数が極端に少なくなったり、ロスカットの連続で爆死します。
勝率3割でトレードできますか?
個人がコンピューターで注文を出せるようになった今では、ロスカットを浅くするとちょっとした動き(ノイズ)で頻繁に引っ掛かります。
つまり損小利大だと勝率は3割以下となることが多いです。
そんな手法でも果たして使い続けることができますか?
7回負けて残りの3回でそれまでの損失分以上の利幅を取り戻していかなくてはなりませんので、恐らく多くのトレーダーが途中でメンタルが崩壊し、手法に疑問を抱きトレードを継続ができなくなると思います。
これには人間に元から備わっているプロスペクト理論が関係しています。
簡単にいうと損切は引っ張る一方で小さな利益は直ぐに確保しようとする人間の行動パターンです。
勝率と損失許容幅は反比例
損失幅が小さければ勝率は下がり、大きな損失幅を許容すれば勝率は上がります。
つまり一方を選択すれば、もう一方も受け入れなければなりません。
よくコツコツドカーンはダメだと言われますが、ドカーンの部分が大切で資金の大半を失うような手法はメンタル的にも論外です。しかし、数回のトレードで取り戻すことことができトータルでプラスに転換する手法であれば、1回の利益幅の数倍程度のドカーン(損失)であっても問題ありません。
トータルで勝っているトレーダーの多くが、このパターンで損大利小なんです。
ロスカットを置くポイント
損大利小ならリスクリワード比は、いくらがいいのか?
これには明確な数値はありません。
手法や個人のトレードスタイルや技術、リスク許容度によるところが大きいです。
かといって極端に悪いリスクリワードではコツコツドカーンになってしまいます。
個人的には3日くらいで取り返せることができるくらいに抑えた方が良いです。
負けた後の3日間はタダ働きのイメージです。
最適なのはトレンド転換されるポイントです。
このラインを割ったら上昇トレンドが崩れてしまう・・・そういった位置の少し下に置いたり、つまりトレンドフォローなら水平線割れやダウ理論が不成立になる位置です。
以前レビューした「AT_Dow」だと視覚的にラインをチャート上に引いてくれます↓
この時あまりにもリスクリワードが悪い場合などは、エントリーを回避したり、ロットを普段よりも落としたりといった工夫が必要となります。
つまり通常リスクリワード3:1であれば、エントリー位置によって6:1と明らかに不利な条件であった場合でも普段の半分のロットでトレードすることによって、大きな値幅の損失であっても金額的には普段と変わらない損失額になります。
まとめ
書籍に書いていある情報は全てが本物ではないことがあります。
損小利大トレードもその一つでイマイチうまくトレードできていない方は、ロスカットを置くポイントを見直したらいいかと思います。
よく言われる直近の安値や高値だと頻繁にロスカットを喰らいます。
そういった場合、その安値が高値を更新した安値なのか、高値であれば安値を更新した高値なのかを考えてみる必要があります。それだけでロスカットに引っ掛かりにくくなり勝率アップに繋がります。
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