FXを利用したキャリートレードは出口が大事
ここ最近の円安によりFXを利用したキャリートレードをする人が増えています。
ちんなみにキャリートレードとは↓
機関投資家・ヘッジファンド等の有力な資金調達・運用手法とされる取引で、金利の低い通貨で資金調達して、金利の高い通貨で運用して利ザヤを稼ぐ手法をいう。
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具体的には金利の低い日本円で高金利の米ドルを買うことで金利を稼ぐ手法です。
それだけでなく、円安下では円として保有すれば価値がどんどん下がっていくので、円をドルに替えてタンス貯金するだけでも利ザヤが稼げる状況です。
実際にニュースで円安を懸念して両替所に現金資産をドルに両替しにいく人たちを取り上げていました。多くが数百万円以上の資産を両替えしていましたが、今後も円安が続くというニュースを聞いて少しでも資産価値の目減りを気にしての行動だと思います。
このサイトに訪問されている方であれば、両替してタンス貯金するくらいならFX口座を開いてドル円をレバレッジ掛けずに買って放置しておけばスワップ金利も貰えて両方お得感を味わえると考えるはずです。
ただドル円が今のように上がり続ける相場状況だと問題ないのですが、いつかは終わる時が必ずやってきます。
そのため今から出口戦略を考えておく必要があります。
ドル円の出口戦略
152円を目前として現在約12円もドル円は値下がりしています。
ちょうどドルへ両替ニュースを報道したタイミングがドル円が150円付近でしたので、このタイミングで両替した方は約6~8%も資産が目減りしている計算となります。
ドル円が150円付近だった頃には、来年には180円、いや200円は確実だというニュースがネットだけでなく、テレビでもコメンテーターが主張していましたが、ここ最近の急激な円高により一気に鎮火しました。今ではドル円は130円まで落ちるなど下がれば下の予想が、上がれば上の予想がニュースになります。
マスコミの円安報道に影響されて両替やFXで高いところでドル円を買った方は不安かと思いますが、報道を鵜呑みにして行動するようでは資産を守れません。
自ら情報を集め分析し、最適な出口を見極めることがキャリトレードで成功する秘訣です。
ドル円が上がった背景
そもそもドル円が上昇した原因はアメリカの急激なインフレを抑制するため米国の中央銀行であるFRBが、金利を上げ始めたことに起因しています。
インフレの発端は、ウクライナ戦争や新型コロナによる供給不足からエネルギー費が上昇したことが発端とされています。
つまりインフレが収まれば金利上昇も止まり、同時にドル円の上昇も収まる可能性が高くなります。
注目はFOMC
今、市場が最も注目しているのがインフレとFOMCの利上げです。
利上げのスピードや幅によって為替は、大きく影響を受けます。
その利上げを判断する材料となるのが、各種経済指標です。
なかでも米国雇用統計、消費者物価指数(CPI)は最重要です。
今月ドル円の暴落が進んだキッカケも消費者物価指数(CPI)の発表によるもので、前回や予想よりも低い数字だった結果、インフレの鈍化が懸念され一気にドル売りの流れとなり、そこに買いポジションが多かったことから多くの損切を巻き込み狼狽売りを誘う結果となりました。
ツイッターでは「たった1つの指標でドル円のトレンドが変わるわけではない」という意見もありますが、市場の見方は次回の消費者物価指数(CPI)、そしてその前の雇用統計の数字に注目しています。
ここで弱い数字がでれば、そのあとのFOMCでの利上げ幅を縮小する可能性があり、ドル円の伸びも同時に鈍化する可能性が高いです。
しかし、直ぐに円買いになるかといえば景気の悪い日本の円を買う理由も特になく、しばらくはもみ合い、もしくは緩やかな円安が続くのではとの見方が大半です。
その時点でテクニカル分析により出口を探すのが、最適だと思います。
情報の入手が大事
長期の場合はファンダメンタルが大きく影響し、その結果が遅れてテクニカルに反映される側面が強いので、まずは経済やニュースに注目する必要があります。
そこで情報の入手先として下記のようなFXに特化したサイトがオススメです↓
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>>海外のニュースサイトforexlive
forexliveは日本では重要視されていない内容も報道します。
テクニカル的には週足ではダウは崩れてなくまだ上昇トレンド継続中ですが、3回上げた(5波動終了?)ことから調整の動きになりそうで、ここからABCの調整波を描くか、もしくは反発するかなど、テクニカルというより米国の経済とインフレ次第です。
ただ初心者が経済指標の結果をみて分析し投資判断するのは困難ですので下記のようなプロの意見を学べる講座に入るのも一つの手段です↓
まとめ
マスコミの180円や200円といった数字を鵜呑みにするよりも経済指標の結果とFOMCの利上げ率などに注目し、そのうえでテクニカル分析を行うなどの出口戦略を立てた方が安心です。
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