FX初心者の基礎知識

閑散相場イメージ画像

閑散相場のスプレッドは気になるところです・・・

平成令和のゴールデンウィーク10連休も仕事のため、関係のない伊能です。

FX関係者、トレーダーとって気になるのは10連休期間中の閑散相場です。
FXはカレンダー通り、土日以外トレードできます。

10連休で思い出されるのが、直近では2019年1月3日(木)に起こったフラッシュ・クラッシュです。
USDJPYで108円から104円に急落しました。400pips以上です。

相場の格言通り、「相場は翌週まで持ち越さない、年越しまで相場は持ち越さない」と言われますが、その通りでした。
この時はアップルの業績低迷による株売り、アルゴリズム取引の影響などと言われました。

さて、今回のゴールデンウィーク10連休はどんな相場になるでしょうか。
フラッシュ・クラッシュまでの急激な値動きはなくても、閑散相場が予想されます。

ゴールデンウィーク中の注意日と相場対策

ゴールデンウィーク中のFX日程画像

FXTFより引用

5月1日はメーデーで祝日の国があります。香港、シンガポール、欧州主要国が該当します。

東京時間帯の閑散相場の中、さらに上記地域の時間帯が祝日なので、さらにマーケットは閑散しそうです。
特に日本時間の早朝(5時から8時)は値動きが激しい予想も出ています。

閑散相場の基本的な対策は

  • ポジションを減らす、ポジションを解消する
  • 証拠金を事前に増やす
  • ロスカットできないポジションがあれば、10連休前に思い切って解消してしまうのも手です。
    また、ポジションを解消できないのであれば、証拠金を積み増しして、いざというときのために備えましょう。

    ただし積み増しした証拠金までもやられたのが今年の1月3日だったので、ポジションを持っている方はよく考えてください。

    スプレッドの広がりに注意するには

    閑散相場を嫌う理由は急激な値動きでポジションが決済してしまう理由もありますが、フラッシュクラッシュのようにスリッページが起こり、思わぬ価格で決済してしまうからです。

    各証券会社のスプレッドとスリッページについてはこちらの記事で詳しく説明しています。

    連休中のトレードに不安な方は上記のように、ポジションチェンジや証拠金の積み増しのほかに、ゴールデンウィーク中に各社ごとの総合的な約定力も今一度見直すといいでしょう。

    取引口座を複数所有して比較してみると同じ条件でトレードしても約定価格が違ったり、インジケーターの見え方も違うものです。

    新しい発見があるかもです。

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