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ボックスブレイクアウト発注くんのレビュー

ボックスブレイクアウト発注くんのレビュー

ボックスブレイクアウト発注くんは、エントリーをサポートしてくれるインジケーターとEAとの間のようなツールです。(実際にはExpertsホルダーに入れるのでEAです。)

EAである以上、口座タイプによっては稼働させることができませんので注意してください!

このページにはPRを含みます。

ボックスブレイクアウト発注くんの特徴

使用する時間足は特に記載はありませんが、マニュアルやLPを見ると15分足で使用しているようなので、ロジックをみても15分足が最適です。条件が成立すれば自動的にエントリーしますが、あくまでエントリーが主流で決済はオマケ程度と考えると良いでしょう。

GBPJPYやEURUSDなどのボックスを形成しやすい通貨ペア向けです。

その他通貨ペアでも設定値を独自に変えることによって使用はできますが、トレード回数が少なかったり、勝率が落ちたりする可能性がありますのでオススメはできません。

決済には裁量を入れるか、もしくは予め設定によりトレーディングストップを発動することを前提としています。

日中サラリーマンの方など相場を監視できない環境にある方などにオススメです。

ボックスブレイクアウト発注くんのロジック

ボックスブレイクアウト発注くんは、よくある東京時間のブレイクアウトを狙ったツールですが、ボックス対象となる時間帯を変更することで他のニューヨーク時間のブレイクアウトも狙うことができます。

東京時間の日本時間9時から15時までだとオセアニア通貨や日本円通貨の値動きがある時間帯ですが、ポンドドルやポンド円、ユーロドルなどの欧州通貨の動きが少なく、レンジ相場になりやすい特徴があります。

ところが日本時間の15時を過ぎるとそれまで大人しかった欧州通貨が息を吹き返したように勢いを付けて東京時間に形成したレンジを抜けてトレンドが付く可能性が高くなります。
東京時間

 

ボックスブレイクアウト発注くんでは、そのレンジ抜けを狙ってブレイクした方向にエントリーし、その先はトレーディングストップもしくは設定したロスカットにかかれば決済となります。もちろん途中で手動で決済しても大丈夫です。

ところが東京時間にいつもレンジになるわけではありません。

先ほどの画像では東京時間の前のニューヨーク時間でロンドンフィックス以降は狭いレンジ相場となっており、むしろ東京時間の方が約40pips以上もの下降トレンドを形成しています。
ロンドンフィックス以降は狭いレンジ相場

 

偶然にも欧州時間に入り東京時間内の高値と安値であるボックスを下抜けて下ブレイクアプトしたように思いますが、明らかにニューヨーク時間でのボックス相場ブレイクであって、下降トレンドの継続としか言えませんよね。
ニューヨーク時間ブレイクによる下降トレンド継続

 

しかし、このような場合エントリーを回避する機能が付いています。

それがボックス幅の設定です。
デフォルトでは40pipsになっています。

上記の場合だと40pipsを若干上回るボックスだったのでデフォルト設定だと残念ながらノーエントリーでした。

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デフォルト設定での結果

2020年のポンド円のデータをバックテストしてみました。

結果がコチラ↓
テスト結果1
テスト結果2

PF:1.11
勝率:77.04%

まずまずの結果です。
裁量やパラメーター設定を工夫することでPFもかなり改善されそうです。

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