FXのシステムトレードの種類と問題点
FXでは自分以外がトレードしてくれる便利なシステムトレードがあります。
ちなみに自分もFXを始めた当初は、システムトレードから始めました。
ただ、利用していくうちに問題点や注意点などが、いくつかありましたので経験を踏まえて解説しておきます。システムトレードはアルゴリズム化されたルールに沿って自分以外がトレードをします。
システムトレードには下記のようなメリッがあります↓
・24時間トレードが可能
・知識がなくてもトレードできる
・感情を入れることなくトレードできる
システムトレードといっても細かく言えば、自動売買システム(EA)とコピートレードがあります。
自動売買システム(EA)
自動売買はプログラムによって作られたシステム(EA)を使ってPCがトレーダーに代わって自動で売買してくれます。
最初は自分が自動売買システム(EA)を運用するための設定を行う必要があります。
具体的にはMT4(トレードツール)にEAを設置するだけで慣れてないと多少手間はかかりますが、一度設置してしまえばあとは放置です。
EAを設置する方法は大きく2つあります。
①自宅のパソコンに設置する
自宅のパソコンのMT4にEAを組み込み稼働させ売買を実行していきます。
ただし、FXの市場が空いている間はパソコンとMT4を常時稼働させる必要があります。
自宅のパソコンに設置する際の方法は下記ページを参考にされてください↓
②FX専用VPSをレンタルし設置する
FX専用VPSサービスを利用し、外部のサーバー上にPC版MT4とEAを設定し運用していきます。
FX専用VPSサービスの代表格としては、お名前.com VPSやABLENET VPSなどを利用する方が多いようです。
自分の場合は自宅PCに複数のMT4を立ち上げて複数のEAを設置し運用していましたが、PCを常時稼働するのに抵抗がある方などいらっしゃると思うので、それぞれの環境に合わせて最適な方を選ぶことが重要です。
自動売買システム(EA)の注意点
どんなに優秀な自動売買システム(EA)でも放置しつづければ必ずと言っていいほど口座は溶けます。
いくら過去の相場を想定してアルゴリズムを組んだとしても、未来の相場は過去にはない動きになったときに自動売買システム(EA)では対応できません。
しかたがって自動売買システム(EA)で稼ぐには放置ではなく、ある程度裁量を入れる必要があります。裁量といっても自動売買システム(EA)の稼働の入り切りをしたり、ポジションの損切など単純なものですが、その判断には相場感が必須となります。
自動売買システム(EA)で長年稼いでるトレーダーの多くは裁量を入れていますが、公にはしていないことが殆どです。
コピートレード
コピートレードは希望したトレーダーとまったく同じタイミングで自動でトレードします。
希望したトレーダーを親とし、親のトレードがコピーされるようなことからコピートレードと呼ばれます。つまり、優秀なトレーダーを親として指定すれば、親と同じように利益が積み上がり、逆に親が負ければコピー元である自分も負けます。
つまり如何に優秀なコピー元を利用するかがカギとなります。
その基準となるのは過去の実績だけです。
またコピートレードではEAのようにMT4などにEAなどを設置する必要はなく、指定した方法に従い口座を開設およ入金をすれば、あとは親となるトレーダーがトレードすると自動で自分の口座で勝手に売買が行われます。
その他にコピートレードには投資資金を管理する口座の違いによって、PAMM(パム)口座とMAM(マム)口座の2つの種類があります。
詳しくは下記ページを参考にされてください↓
システムトレードでの問題点
システムトレードはメリットだけではありません。
知識がなくてもトレードできるなど敷居が低い反面、トレードスキルの向上は見込めません。
設置や設定さえしてしまえば、相場分析や検証などしなくてもトレードが完結してしまうことに原因があります。
ただ自動売買システム(EA)やコピートレードでMAM(マム)口座を利用する場合は、手動による損切や相場状況によって稼働の操作や自動売買システム(EA)の切り替えなどの裁量を加える必要があります。
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