高精度なハーモニックパターン検出ツール「Star Harmonic」のレビュー

高精度なハーモニックパターン検出ツール「Star Harmonic」を購入しました。

日本ではハーモニックは一部のマニアしか使ってないイメージですが、欧州では多くのトレーダーがハーモニックを意識していますし、そのため欧州時間ではハーモニックが結構機能します。
そもそもフィボナッチからできていますので、フィボナッチを意識しているトレーダーには避けて通ることができないものです。

欧州時間ではレジサポもピボットもないポイントで突然、レートが逆行する経験をしたこともあったのではないでしょうか？その正体がフィボナッチを利用したハーモニックパターンです。

ハーモニックパターンによるトレードは、唯一トレンドに逆らった手法として確立されています。トレンドフォローが常識とされているなかで、ハーモニックパターンでのトレードは逆張りトレードの常識とされています。

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Star Harmonicの特徴

当サイトではハーモニックについての記事を複数投稿していますが、その多くがココスタの「高精度ハーモニック自動検知ツール・クラシック版」ついてです。しかし、買い切りとはいえ高額なツールであることから手が出しずらかった方も居たかと思います。

一般的にハーモニックツールは、高額＝優良と一概に言えませんが、一方で無料のものだと検出精度が悪くトレード回数が少なかったり、なかなかコレっといったものを見つけることができませんでした。

そこで手頃な値段で多くのハーモニックパターンを検出してくれるツールがないものかと色々と周りのトレーダーなどに相談したところ、この「Star Harmonic」に辿り着きました。

「Star Harmonic」は高精度であることは勿論のこと最大の特徴は検出パターンの多さとリペイントせずに過去に描画されたパターンを表示できることにあります。リペイントすることが悪いわけではありませんが、過去のハーモニックパターンを表示させることで検証することができ信頼度がより高まります。

「Star Harmonic」をさっそくチャートにインストールした画像が下記になります↓

Star Harmonicは基本パターンの13種類と拡張パターン56種類の合わせて69種類を描画します。
（ここでいう基本パターン13種類は本来のハーモニック基本パターンとは異なります。）

デフォルトでは25種類だけ描画する設定となっていますが、これだけでも多くのトレードするチャンスが来ます。

使用する時間足や通貨ペアでの制限は特にありませんが、あまり短い時間足で使用するとダマシにあいやすくなりますのでオススメは15分足以上です。パラメーター設定にもよりますが、過去のハーモニックパターンは矢印の部分にマウスを持っていくと表示されます。

トレード回数

15分足だと1つの通貨ペアで平均すると1日に1～3回のハーモニックパターンが描画されますので、複数通貨にStar Harmonicをインストールしておくと1日10回以上のトレードチャンスが来ることになります。（ポンドドル15分足チャート↓）

さらに30分足、1時間足、4時間足、日足などで見ていくとかなりの数のトレードチャンスが巡ってくることになります。

エントリー＆ロスカットラインが明確

Star Harmonicではハーモニックパターンが出現するとエントリー矢印の他にロスカットラインが表示されます。

これならFX初心者であっても分かりやすくていいですよね。

Star Harmonicの設定

Star Harmonicの設定は意外とシンプルです。過去のハーモニックパターンをすべて表示することもできますが、結構チャートがグチャグチャになって逆に見ずらくなるのでデフォルトでの設定で十分だと思っています。

ただ、なかには拘りたい方も居ると思うので、ここではパラメーター設定での詳細をお伝えします。

描画モード

この項目はチャートの表示するハーモニックパターンの設定です。

下記の設定ができます。

・All pattems・・・過去全てのハーモニックパターンを描画します。
・Latest pattern・・・最後で出現したハーモニックパターンだけを描画します。
・Latest pattern + Arrow・・・最後で出現したハーモニックパターンだけを描画し過去は矢印だけ表示し、過去のハーモニックパターンはマウスをクリックすることで表示します。
・Arooow・・・過去を含む全てのハーモニックパターンを矢印だけで表示します。

下記ではフィボナッチとPRZの表示の有無を設定できます↓