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トレード大全インジゲータ v1は本当の高勝率なのか?

トレード大全インジゲータv1をレビューしました

「高勝率!こんなの欲しかった!トレード大全インジゲータ v1」の評判が良く、気になったので入手しました。タイトルには「インジケーター」とありますが、結論から言うと「サインツール」でロジックは公開されていません。

2つのインジケーターの方向が一致した時にエントリーするため、上位足と同じ方向にトレードするトレンドフォロー型のサインツールですね。対応する時間足や通貨ペアの制限はなく、どんなトレードスタイルにも適応できますが、リペイントはないもののサイン数は少ない傾向にあります。

このページにはPRを含みます。

トレード大全インジゲータv1の特徴

トレンドが発生するとトレンドが終わるまでサインが出ないので、押し目でエントリーするには裁量が必要となります。

たとえば下位足に切り替え「トレード大全インジゲータ v1」でのサインでエントリーしようと思います↓
5分足チャート

 

しかし下位足であっても深い押し以外は、上位足と同じようにトレンド中はサインが出ないことが多くあります↓
1分足チャート

 

トレード回数を増やしたい方は時間足を小さくし、さらに複数通貨ペア監視するか、もしくはトレンド発生中に何らかの裁量を使ってエントリーする必要があります。

一方、レンジ相場では、ルール通りにトレードするとロスカットを頻発するか、もしくはエントリーできない状況が続くことになります。

サインツールなので当然サインの取捨選択が必要ですが、残念ながら「トレード大全インジゲータ v1」には詳しい説明がないので、ルール以外の使い方が分からない方にとってはトレンドが付くにくい相場では苦戦する可能性が高いです。
(*相場状況は3~4ヶ月ごとに変わることが多いのでEA同様に相場との相性が合う時には爆益ですが、その逆もあり得ます。)

一方で既にトレード手法が確立されており、さらに精度を上げるため「トレード大全インジゲータ v1」を根拠の一つと思って利用される方には有効になるかと思います。

トレード大全インジゲータ v1の売買ルール

トレード大全インジゲータ v1での主要なインジケーターは「Overview trend」と「Overview Signal Trader」です。その他にも複数ありますが、あくまで応用として各自が考えて採用する必要がありますね。

そのあたりの詳しい説明もないので、FX初心者には「宝の持ち腐れ」となるかもしれませんね。

「Overview trend」が大きなトレンド方向を現すインジケーターでチャートの右上に大きな矢印で表示されか、トレンドがないときは灰色の四角で表示されます。

 

トレンドが発生していない状態↓
ノントレンド

 

さらに「Overview Waves」ではトレンドの強さを3段階で表示します。

Wave1:トレンドが弱い
Wave2:ミディアムトレンド
Wave3:強いトレンド

同じ通貨でも同一時刻に時間足を変えると「Overview Waves」の状態も変わってくるので、果たしてどの上位足を基準に判断しているかは不明です。

一方の「Overview Signal Trader」はチャート上に矢印サインを出すインジケーターです。

エントリー

エントリーは「Overview trend」と「Overview Signal Trader」が同じ方向の時にエントリーします。

下記では「Overview trend」に上向きの矢印が出ているので、チャート上に「Overview Signal Trader」の上矢印が出たタイミングで買いエントリーを行います↓
買いエントリー

決済

ロスカットは直近の安値または高値です。

決済はチャート上にエントリーとは逆のサインが出るか、ロスカット幅の2倍を最低利確ラインとして設定します。

「高勝率!こんなの欲しかった!トレード大全インジゲータ v1」へ

トレード大全インジゲータ v1の問題点

エントリー、決済ともに明確なルールで誰でもツールさえインストールできれば簡単にトレードすることができます。ただルール通りトレードして勝てるかが問題ですが、正直ルール通りトレードしてもトータルで勝てません。

トレンドフォロー型である以上トレンドが発生しなければロスカットを繰り返すことになるので、トレンド発生をいち早くとらえることが重要となります。

しかしレンジからのブレイクと思っても必ずブレイクした方向にトレンドが発生するわけではなく、またレンジ内に戻ったり逆の方向にトレンドが発生する可能性もあります。

 

結果的には綺麗に狩られています↓

 

1分や5分、15分などスキャルピングやデイトレだと上記のようなダマシは結構あります。

先ほどのチャートでも「Overview trend」の方向が合っていたかは不明ですが、過去サインでエントリーしたとしても、ルール通りだと結構ロスカットを喰らっていることが分かると思います↓

 

トレード大全インジゲータ v1の性質上ブレイク狙いだと失敗も多く、ロスカット貧乏に陥る可能性があります。それを防ぐにはブレイク直後のサインを狙うのではなく、トレンド確認後の押し目や戻りを狙う必要があります。

特に15分足以下でトレードする方は、サインのダマシを回避するためトレンドが発生しやすいフィルターとして下記を意識してください↓

・欧州、米国時間のトレードに絞る
・重要指標発表2~3時間前のトレードは控える
・ボラティリティが小さい通貨ペアでのトレードを避ける

これらを意識した上で冒頭でも書いたように「トレード大全インジゲータ v1」には追撃サインがでないためエントリートリガーを自ら探す必要があります。

エントリートリガーは、平均足の色変わり、MACDやMAをはじめとするゼロラインクロス、その他にも有名なオシレーターのレベルクロス、プライスアクションなど正直根拠となっていれば何でも良いです。ただ、それ単体で使うと効果が薄くなるので、環境認識は必要となりますが、それさえ問題なければ驚異的なトレードが実現できます。

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  • コメント ( 2 )

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  1. ペドロ

    お世話になります。
    このトレード大全、評価が高い様なので購入を検討中です。
    因みに、「オススメのエントリートリガー」とは何でしょうか?
    その後の記事を拝見した限りでは紹介されてなかった様でしたが。
    宜しければご紹介の方、宜しくお願いいたします。

    • 毛利

      ペドロさま

      コメント頂き有難うございます。

      「オススメのエントリートリガー」・・・確かに記載していなかったですね。
      スミマセン。。。

      15分足であれば、当サイトで提供していますコチラです↓
      https://web-jupiter.co.jp/fxkyouzai/?p=32352

      サインの取捨選択を詳しく記載したマニュアルがあります。

      慣れるまで多少の時間は掛かるかもしれませんが、数種類のパターンを覚えることでリスクを回避することができます。

      以上となります。