MT4のインジケーターがリペイントする時の注意点
MT4のインジケーターがリペイントする時の注意点について書いていきます。
MT4のインジケーターやテンプレートの中にはリペイントするものも多いです。
実際にトレードで使う時や、検証をする時は、そのインジケーターやテンプレートがリペイントするのかしないのか把握しておく必要があります。
そうしないとエントリーした後で、インジケーターがリペイントしてしまったり、検証する意味がなくなったりします。
自分も初心者の頃、リペイントがあることを知らずに痛い目にあいました…
MT4のインジケーターやテンプレートのリペイントとは
まず、MT4のインジケーターやテンプレートのリペイントとはどういったものかについて説明します。
MT4のインジケーターやテンプレートのリペイントは一度でたサインが消えたり、トレンドの方向を示すチャートの形が変わったりすることを言います。
大きく分けて以下の3通りがあります。・見ている時間足が確定するまで、サインがでたり消えたりする
・見ている時間足で一度確定したサインが、しばらくした後消えてしまう。
・見ている時間足の価格の変動に合わせてリペイントしていく
・チャートの時間足やMT4を再起動するとリペイントする
MT4のインジケーターやテンプレートのリペイントする場合の注意点
それでは、一つずつ理由と注意点を書いていきます。
時間足が確定するまで、サインがでたり消えたりする場合
こういったMT4のインジケーターでは、サインを出す条件を満たした場合に、その時間足でサインをだす仕様になっています。
次の時間足でサインをださないので、現在の時間足が条件を満たしているとサインがつき、条件から外れるとサインが消えます。
有名なFX教材である「ドラゴン・ストラテジーFX」の「DragonArrows」はこういった仕様になっています。
青で囲った「DragonArrows」のサインは時間足が確定するまで、でたり消えたりします。
注意点サインが確定した状態でのトレード手法をマスターする必要があります。
サインを出たからといってエントリーしてしまうと、時間足が確定した時にサインが消えていたという事が多々あります。
ただ、過去チャートを検証するのは、比較的やりやすいです。
見ている時間足で一度確定したサインが、しばらくした後消えてしまう
こういったMT4のインジケーターでは、サインを出す条件に見ている時間足よりも長い時間足を使用している場合が多いです。
例えば、1時間足で平均移動線(MA)がゴールデンクロスになった時に5分足でサインをだすという条件です。
この場合、5分足でサインが確定していたとしても、1時間足が確定した時に結局ゴールデンクロスになっていないと、5分足のサインも消えてしまいます。
注意点実際にチャートが動いている時に、どの時間足で確定したらリペイントしないかを見極める必要があります。
リペイントする条件を見極めるのが難しいですが、見極めができると、長めの時間足を見るよりも早めにエントリーできるので利益がのびる場合も多いです。
見ている時間足の価格の変動に合わせてリペイントしていく
こういったMT4のインジケーターでは、サインを出す条件に現在の価格を取り入れています。
その時の価格に合わせてリペイントしていきます。
直近の高値、安値を教えてくれるインジケーターや、トレンドラインを引いてくれるインジケーター、ハーモニックの形を教えてくれるインジケーターなど、数多くあります。
注意点価格に合わせてリペイントすることを前提にトレード手法に取り入れることです。
ちなみに有名なFX教材である「プロフェッショナル・トリガーFX」のテンプレートは価格(ロスカットラインをある程度超える価格)でリペイントすることが多いです。
ロスカットライン(水色の水平線)を価格が超えると、リペイントすることが多いです。
以上、MT4のインジケーターがリペイントする時の注意点について書きました。
新しいインジケーターやテンプレートを使う時は、どういった場面でリペイントするかを把握したうえで検証、実践に投入するようにしましょう。
チャートの時間足やMT4を再起動するとリペイントする
このタイプはMT4インジケーターはサインを出す条件に現在の価格を取り入れてるところは、上記の「見ている時間足の価格の変動に合わせてリペイントしていく」と同様です。
上記と異なるところはインジケーターによって一旦条件が整うとサインを出し、その後ローソク足確定前に条件が外れたとしてもリペイントしない仕様になっているものがあります。
本サイトで無料提供している「F30-hybrid」は、この仕様です。
ただサインが出現後チャートの時間足を変更&元の時間足に戻したり、MT4を閉じた後に再起動するとリペイントしてしまいます。この原因は過去レートを読みとりサインを出現させる際にローソク足の終値だけを組み入れているからです。
つまり過去についてはローソク足途中のレートを条件に入れていないため、このタイプのインジケーターでは過去検証と実際の作動せた状態とではサインの出方が異なってきます。
検証方法サインの出方を検証するためにはリアルタイムで時間足変更やMT4を再起動することなく動かし続けるか、「練習君プレミアム」のような過去データをティック単位で動かせるトレーディングツールを使うしかありません。
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