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TradingViewでpipsを計る3つの方法を画像付きで全解説

TradingViewでpipsを計測する3つの方法を全て解説

TradingViewでpips数を計測するには、大きく分けて3つあります。

・ものさしツール
・価格範囲、日付と価格範囲
・トレンドライン、インフォライン

ものさしツールが最もシンプルですが、それぞれに機能的な特徴があります。

今回はTradingViewでpips数を計測する全ての方法を図解入りで解説します。

ものさしツールでpips計測

ものさしツールは最もシンプルなpips計測方法です。

MT4でのpips計測と似ていますが、TradingViewの特徴はドラッグで計測するではなく、始点を終点をそれぞれクリックする点です。

まずはものさしツールを選択して、始点と終点をクリックします。
TradingViewのものさしツールの使い方

 

ものさしツールで計測すると、価格データと時間軸データの2種類が表示されます。

上段に【値幅・値動きの割合・pips】
下段に【指定範囲のローソク足の数・指定範囲の時間】が表示されています。

下記のような場合「205.9」という数字が計測したpips数となります。
※このpipsの見方は後述するコマンドでも共通です
ものさしツールの計測結果の見方

チャートに表示された描画結果は、画面上のどこかをクリックすれば削除されます。

ものさしツールのショートカット

Shiftを押しながらpipsを計測したい始点をクリックすると、ものさしツールが有効になります。
後は終点をクリックするだけで、計測結果が表示されます。

・チャート上に結果を残しておく
・選択範囲を変更する

という機能があるのは、次に紹介する「価格範囲(又は日付と価格範囲)」を使いましょう。

 

価格範囲・日付と価格範囲(描画ツール)でpips計測

TradingViewでは描画ツールを使ってpips計測することも可能です。

・価格範囲
・日付と価格範囲

この2つのツールでpips計測をする方法を解説します。

2つのコマンドは、下記画像の場所に収納されています。
pipsを計測できる価格範囲と日付と価格範囲の場所

隠れている描画ツールを表示させるには、下記の2つの方法があります。
TradingViewで隠れている描画ツールの出し方

 

価格範囲、日付と価格範囲のどちらも、pips計測の仕方は「計測をする始点と終点をクリック」というように、既述のものさしツールと同じです。

下記は「価格範囲」でpips計測した事例。
価格データだけが表示されますが、pipsの見方はものさしツールと同様です。
価格範囲ツールでの描画例

 
下記は「日付と価格範囲」でpips計測した事例。
ものさしツールと同じ内容が表示されます。
日付と価格範囲ツールでの描画例

 

描画ツールとものさしツールの違い

「描画ツール」と「ものさしツール」の両方でpipsは計測できますが、実は機能的な違いがあります。

・ものさしツールは、1回計測したら終わり
・描画ツールは水平線などと同じ扱いなので、描画後の編集や複数の描画も可能です

下記は「価格範囲」「日付と価格範囲」を使って、チャートで複数箇所のpips計測をしています。
これはものさしツールでは不可能です。
描画ツールはチャートに複数表示できるのが特徴

そして描画ツールは、後から自由に編集することも可能です。
描画後にドラッグして計測範囲を変えることができます。
描画後に編集できるのも描画ツールの特徴

ものさしツールとは違い、描画ツールは削除しないとチャート上に残り続けるので、個別に選択して削除して下さい。
描画ツールを削除する場合

 

トレンドラインでpips計測

トレンドラインとインフォライン機能でpips計測することも可能です。

コマンドを選択→始点をクリック→終点をクリック、という一連の流れは同じです。

トレンドライン、インフォラインは、下記画像の場所に収納されています。
pipsを計測できるトレンドラインとインフォラインの場所

それぞれのコマンドで見える情報は下記のとおりです。
トレンドライン・インフォラインでpips計測した例

・インフォラインは、線を引いた部分の【価格データ・時間軸データ・角度】が表示されます
・トレンドラインは、設定を変えることで価格データを表示することができます

トレンドラインをダブルクリックすると設定画面が開くので、下記のように「価格幅を表示」にチェックを入れる事でpips表示が可能となります。
トレンドラインに価格データを表示させる方法

 

このようにTradingViewでは、pips計測するにも多数のコマンドが用意されています。

MT4では十字カーソルのみだったので、TradingViewの売りでもある多機能さが逆に戸惑ってしまうかもしれません。

しかし慣れてしまえば簡単なので、いずれれか自分が使いやすい方法を覚えればOKです。

まずは基本となる「ものさしツール」のショートカットを覚えると、チャート分析が非常に唸ると思います。

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