TradingView

Trading Viewでの移動平均線乖離率を使うトレード方法

Trading Viewで移動平均線乖離率の表示方法と活用法

Trading Viewでの移動平均線乖離率のインジケーター表示方法とトレードへの活用法を紹介します。

移動平均線と価格は、離れたり戻ったりという関係性です。
ある程度の距離が離れると、戻ってくる性質を利用したのが乖離率を用いるトレードです。

移動平均線と価格の関係

Trading Viewのインジケーターでは、移動平均線乖離率を表示するものが見つからなかったので、今回はPineエディタにコードをコピペしてインジケーターを自作します。

ハードルが高いように思えるかもしれませんが、コピペで完結するので簡単です。

Trading Viewで移動平均線乖離率のインジケーターを作成する

Trading Viewで画面下に隠れているPineエディタを表示させましょう。
Pineエディタを開く

次に、Pineエディタに書かれているコードを全て削除して下さい。
Pineエディタのコードを削除する

移動平均線乖離率を表示させるコードは、下記のサイトからコピペします。
→【Trading Viewインジケーター】乖離率Pineスクリプトで作成

上記リンク先に、下記のようなコードが書かれているので、全文をコピーして下さい。
(下記は著作権上、テキストではなく画像となっています)
移動平均線乖離率を表示させるコード

コピーしたコードを、Pineエディタに貼り付けます。
「チャートに追加」をクリックすると、インジケーターが表示されます。
コードをペーストする

名前をつけて保存しておくと、後から呼び出して使えます。
保存と呼び出し機能

これで移動平均線乖離率が表示されました。
Trading Viewに移動平均線乖離率が表示されました

インジケーターの設定で、数値や種類を変更できます。
インジケーターの設定

お好みで移動平均線の種類も変更できます。
各種設定

移動平均線乖離率を活用するトレード手法

移動平均線乖離率のトレード手法の考え方はシンプルです。

どれぐらい価格が乖離すると戻ってくる傾向が高いか?という目星をつけて、その乖離率付近に達したら、チャートで反転形状を確認してエントリーというイメージです。

下記のドル円4時間足であれば、2.2付近と-2.4付近になると価格が戻ってきやすい性質があります。
ドル円4時間足

ここでは、200SMAからの乖離を示しています。
移動平均線乖離率のどの数値を用いるかに正解はありませんが、個人的には200ぐらいが使いやすい印象です。

ただし乖離率だけをトレード判断に使うと、上記の赤い矢印部分のようにオーバーシュートした所で負けてしまいます。

「2019年1月のフラッシュクラッシュ」と「2020年3月のコロナショック」の2回なので、しっかりと損切りができるのであれば、損失は限定的に抑えられているかもしれませんが。

 

では次に、1時間足での200SMAからの乖離率を見てみましょう。
1時間足になると、0.97付近と-1.4付近が反転ゾーンとなっています。
ドル円1時間足

このように対象とするMAの期間と種類は同じでも、時間足を変えると反応するゾーンが変わります。

 

今度は通貨ペアを変えて、ユーロドルの4時間足を見てみましょう。

3月のコロナ相場での乖離と、直近で大きく上昇した時に乖離が、共に4.36付近のゾーンで反発している点は面白いですね。
ユーロドル4時間足

移動平均線乖離率は、このように相場の意外な特徴を可視化する事もあります。

MT4ではカスタムインジケーターで乖離率を表示するものもありますが、マウスホイールで縮尺をグリグリ変えられるTrading Viewの操作性の良さは秀逸です。

今回ご紹介した乖離率に関しては、MT4よりTrading Viewの方が見やすいです。

Trading Viewの活用方法については、様々な記事で解説しているので参考にして下さい。
→Trading Viewの活用方法に関する記事一覧へ

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