Trading Viewで移動平均線乖離率の表示方法と活用法
Trading Viewでの移動平均線乖離率のインジケーター表示方法とトレードへの活用法を紹介します。
移動平均線と価格は、離れたり戻ったりという関係性です。
ある程度の距離が離れると、戻ってくる性質を利用したのが乖離率を用いるトレードです。
Trading Viewのインジケーターでは、移動平均線乖離率を表示するものが見つからなかったので、今回はPineエディタにコードをコピペしてインジケーターを自作します。
ハードルが高いように思えるかもしれませんが、コピペで完結するので簡単です。
Trading Viewで移動平均線乖離率のインジケーターを作成する
Trading Viewで画面下に隠れているPineエディタを表示させましょう。
次に、Pineエディタに書かれているコードを全て削除して下さい。
移動平均線乖離率を表示させるコードは、下記のサイトからコピペします。
→【Trading Viewインジケーター】乖離率Pineスクリプトで作成
上記リンク先に、下記のようなコードが書かれているので、全文をコピーして下さい。
(下記は著作権上、テキストではなく画像となっています)
コピーしたコードを、Pineエディタに貼り付けます。
「チャートに追加」をクリックすると、インジケーターが表示されます。
移動平均線乖離率を活用するトレード手法
移動平均線乖離率のトレード手法の考え方はシンプルです。
どれぐらい価格が乖離すると戻ってくる傾向が高いか?という目星をつけて、その乖離率付近に達したら、チャートで反転形状を確認してエントリーというイメージです。
下記のドル円4時間足であれば、2.2付近と-2.4付近になると価格が戻ってきやすい性質があります。
ここでは、200SMAからの乖離を示しています。
移動平均線乖離率のどの数値を用いるかに正解はありませんが、個人的には200ぐらいが使いやすい印象です。
ただし乖離率だけをトレード判断に使うと、上記の赤い矢印部分のようにオーバーシュートした所で負けてしまいます。
「2019年1月のフラッシュクラッシュ」と「2020年3月のコロナショック」の2回なので、しっかりと損切りができるのであれば、損失は限定的に抑えられているかもしれませんが。
では次に、1時間足での200SMAからの乖離率を見てみましょう。
1時間足になると、0.97付近と-1.4付近が反転ゾーンとなっています。
このように対象とするMAの期間と種類は同じでも、時間足を変えると反応するゾーンが変わります。
今度は通貨ペアを変えて、ユーロドルの4時間足を見てみましょう。
3月のコロナ相場での乖離と、直近で大きく上昇した時に乖離が、共に4.36付近のゾーンで反発している点は面白いですね。
移動平均線乖離率は、このように相場の意外な特徴を可視化する事もあります。
MT4ではカスタムインジケーターで乖離率を表示するものもありますが、マウスホイールで縮尺をグリグリ変えられるTrading Viewの操作性の良さは秀逸です。
今回ご紹介した乖離率に関しては、MT4よりTrading Viewの方が見やすいです。
Trading Viewの活用方法については、様々な記事で解説しているので参考にして下さい。
→Trading Viewの活用方法に関する記事一覧へ
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