トレンドフォロー手法で勝てない原因
FXを始めトレードにおいては、トレンドフォロー手法を使っている方も多いと思います。
レンジ相場よりも多くの値幅が獲れるので効率的ですよね。
それでも負けるのは、予想よりも伸びなかったからではないでしょうか?
エントリータイミングが問題といえばそうですが、実は既に伸び切ったところでエントリーしたか、もしくは、そもそも勢いがない状況でトレードしたなどが考えられます。
別の言い方をすれば「環境認識」が不十分だったと言えます。
そこで負ける原因を詳しく解説していきます。
勢いがない通貨ペアでのトレード
トレンドフォロー手法を使う前提として、トレード対象となる通貨ペアに勢いが必要です。
一般的にトレンドフォローでは「東京時間にはトレードするな!」と言われていますが、それは東京時間は勢いがなくレンジになりやすい傾向があるからです。
同じように欧州時間やNY時間であっても動いていない通貨ペアをトレードしても大きな値幅は期待できず、逆にスプレッドを考慮するとマイナスになってしまう可能性があります。
このような負けを防ぐには上位足の勢いを確認します。
トレード足の2つ上の上位足でトレンドの有無を確認します。
たとえば下記は現在の4時間足ドルスイスフランですが、黄色で囲った部分は高値安値の更新がなく、ローソク足も陽線と陰線が入り混じって明らかに方向感がありません↓
(*すべての画像はクリックすると拡大します。)
黒い部分が15分足でのレンジに相当するですが、ブレイクしたと思っても全戻しとなったり、レンジ逆方向に進んだりと綺麗なダウを形成することなく相場が荒れています。
ちなみに黄色で囲った値幅は約88pipsあり、スキャルピングで10~20pipsなら可能ですが、このような状況下で50pipsや100pipsを狙うことは困難です。
トレンドフォローで大きな値幅を狙う場合には、上位足でトレンドが発生中の通貨ペアを選ぶ必要があります。
全体的に勢いがない
上記の通貨ペア選びの他に欧州や米国が休場の日は、全体的に勢いがなくなります。また、祝日やクリスマスなどの連休日、これら休日前なども新規ポジションを控える傾向にあります。
このような日はレンジになりやすく、高値や安値掴みになりやすいので注意が必要です。
トレンド終盤でのエントリー
上記を踏まえ上位足で強いトレンドが発生中の通貨ペアであっても、負けてしまう多くがトレンドの終盤でのトレードです。
トレンドが発生中であっても多くの場合上下を繰り返しながら進んでいきます。
ある程度レートが伸びると利確するトレーダーなどによって、一時的に反転やヨコヨコなどの調整が入ります。トレンドは始まったばかりの時には高値や安値掴みしたとしても助かる可能性はありますが、トレンドは永遠に続かず、既に伸び切ったあとにエントリーすると、それ以上は伸びにくく逆行する可能性が高くなります。
たとえば下記は上昇が始まってから約500pips伸びています↓
実は赤丸の位置で下位足の15分足では買いサインが点灯しています。
下記は15分足のチャートで、このような場面で買いサインが点灯するツールはよくあると思います↓
買いサインに従ってエントリーしたとしても20pips程度は獲れていますが、欲張って50~100pipsを狙うと利確できずに頂点からは約260pips下落しており、ロスカットを余儀なくされます。
ちなみに紫色のラインは20EMAです。
一般的に移動平均線から距離が離れるとレートは移動平均線に戻ります。
(4時間足のチャートでは20EMAとの乖離が大きくなっています。)
トレード足でエントリーチャンスと思っても上位足では移動平均線との乖離が大きい場合は、エントリーを回避するなど負けやすいトレードを避ける必要があります。
まとめ
トレンドフォロー手法では上位足にトレンドが発生中の通貨をトレードし、またレンド発生中であってもトレンドの終わりではトレードしない。
この2つを心がけるだけで負けトレードが減ると思います。
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