ダブルトップ・ダブルボトムでトレンドの転換を見極めよう!
今日は、FXのチャートパターンであるダブルトップ・ダブルボトムについて説明していきます。
ダブルトップ・ダブルボトムはトレンドが終了する時に現れる、代表的なチャートパターンの一つです。では、早速ダブルトップ・ダブルボトムの解説をしていきたいと思います。
ダブルトップ・ダブルボトムについて
ダブルトップは、主に上昇トレンドの天井圏で見られるチャートパターンで、この形が出た時はトレンドの転換を示し、上昇トレンドの終わりを示唆します。
この後相場は、レンジ相場か下降トレンドに移行していきます。
また、ダブルトップには下の図のように3パターンの形があります。
いずれも、天井圏での高値が2つあり、同じ価格帯で水平の天井もあれば、左右のどちらかが高い斜めのラインになることもあります。
これら3つのパターン全てをダブルトップ呼び、英語の【M】のような形をしています。
ネックラインを下回ることでトレンドの転換となります。
ダブルボトムはダブルトップの反対の形になります。主に下降トレンドの底値圏で見られるチャートパターンで、この形が出た時はトレンドの転換を示し、下降トレンドの終わりを示唆します。
この後相場は、レンジ相場か上昇トレンドに移行していきます。
また、ダブルボトムも下の図のように3パターンの形があります。
ダブルトップと同じように、底値圏での安値が2つあり、同じ価格帯で水平の底もあれば、左右のどちらかが高い斜めのラインになることもあります。
英語の【W】のような形をしており、価格がネックラインを上にブレイクしたことにより、ダブルボトムが完成しトレンドの転換となります。
また、ダブルトップやダブルボトムが形成されそうな形になったが、ネックラインを越えられなかった場合、さらに3つ目の山や谷を作るトリプルトップ・トリプルボトムを形成する場合があります。
その形が形成された場合は、ダブルトップ・ダブルボトムと同じでトレンドの終了を示唆します。トリプルトップ・トリプルボトムは下の図のような形となります。
ダブルトップ・ダブルボトムまとめ
ここまでダブルトップやダブルボトムの具体例等説明してきましたが、ダブルトップやダブルボトムは、基本的に相場の転換を示唆する形となるので、チャートの形の【M】や【W】の全てをダブルトップやダブルボトムと判断出来るかと言うと、そうとは言い切れません。
そもそもダブルトップやダブルボトムの形は、「相場の転換」を示唆するチャートパターンとなります。
つまりチャートの形がMになっていたとしても、それが上昇トレンド中の天井圏で発生した形でなければダブルトップと判断することは出来ません。その逆のダブルボトムも同様です。
この判断を見誤ると、逆に大きく損をしてしまう可能性もあります。
また、正しい判断が出来ていて相場の転換点をしっかり見極められたとしても、トレンドの転換=反転と考えてしまうのは危険です。
仮に上昇トレンドが終了したとしても、次の動きは3つ考えることが出来ます。
1つ目は、レンジ相場になる。2つ目は下降トレンドを形成する。3つ目は再度上昇トレンドが発生する。
ダブルトップ・ダブルボトムのチャートパターンが発生した時は、この3つの可能性をしっかりと踏まえたうえで、トレード戦略を組み立てていくようにしましょう。
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