エンゴルフィンバーの定義と注目すべき出現場所
エンゴルフィンバーはプライスアクションの一つでトレンド転換を示唆するサインと言われ、アウトサイドバーとも少し似ていることからアウトサイドバーの一種と捉えるトレーダーも居ます。
両者ともあくまでトレンド転換の「示唆」であって、必ず転換するわけではありませんのでご注意ください。
なお、アウトサイドバーの詳細や手法、アウトサイドバーを検知するインジケーターを入手したい方については下記ページをご覧ください↓
エンゴルフィンバーは2種類
アウトサイドバー同様に買いのエンゴルフィンバーと売りのエンゴルフィンバーの2種類が存在します。
トレンドの転換点となる場所では、エンゴルフィンバーは頻繁に出現しています。
(*以降画像をクリックすると拡大します。)
買いのエンゴルフィンバーの定義
・1本目のローソク足が陰線で終わり、2本目のローソク足が陽線で終わる
・1本目のローソク足(陰線)の高値を2本目のローソク足(陽線)の高値が超える
・1本目のローソク足(陰線)の始値より2本目のローソク足終値の方が高い
売りのエンゴルフィンバーの定義
・1本目のローソク足が陽線で終わり、2本目のローソク足が陰線で終わる
・1本目のローソク足(陽線)の安値を2本目のローソク足(陰線)の安値が下抜ける
・1本目のローソク足(陽線)の始値より2本目のローソク足終値の方が安い
これらのエンゴルフィンバーが出現したからといって直ぐにエントリーではなく、どのような位置で出現したのか、どの時間足で出現したかなどを考慮してトレードする必要があります。
エンゴルフィンバーの出現した場所が重要
上昇トレンド終盤で売りのエンゴルフィンバーが出現すると、そろそろトレンド転換を模索します。
その位置にレジスタンスやキリ番、長期移動平均線、ピボット、フィボナッチリトレースメントなどの根拠と重なれば、さらにトレンド転換の可能性が高くなります。
上昇の終盤にエンゴルフィンバー2本とアウトサイドバー1本が確認できます。
1番目の売りエンゴルフィンバーのあとに大陰線をつけて勢いよく下がっていますが、2番目に出現した売りエンゴルフィンバーでは大陰線の約6割強までローソク足4本で戻した後、アウトサイドバー出現で下げていきました。
振り返ってみるとと売りのエンゴルフィンバーが絶好の転換点や戻り目であったことが確認できます。
逆に下降トレンド終盤でサポートなどがある置で売りのエンゴルフィンバーが出現したらダマシを疑うべきです。
もちろん、さらに下降する可能性もありますが、特にファンダメンタルなどの影響がなければ、多くの場合はダマシになるケースが殆どです。
このように出現する場所によって信頼性にも違いが現れます。
また基本的にプライスアクションは1時間足以上の足で機能しやすい傾向にあります。
(*1分足や5分足はダマシが多く機能しずらいです。)
エンゴルフィンバーとアウトサイドバーの違い
「エンゴルフィンバー」と「アウトサイドバー」は、どちらもローソク足チャートのパターンであり、トレンド転換の兆しを示すうえでは同じですが、その特徴には下記のような違いがあります。
包む範囲
- エンゴルフィンバーは前のローソク足を価格の始値と終値の面で包み込みます。
- アウトサイドバーは前のローソク足の高値と安値の範囲を超えることが特徴です。
市場の意味
- エンゴルフィンバーは、より明確なトレンド転換のサインと見なされがちです。
- アウトサイドバーは、市場のボラティリティや不確実性を示唆します。
どちらのパターンもトレーダーにとって重要なヒントを提供することがありますが、他のテクニカル指標や市場のコンテキストと組み合わせて解釈することが一般的です。
まとめ
エンゴルフィンバーはトレンドの転換付近や押し目や戻り目に多く出現します。
反転を示唆するサインですが、出現する場所によっては機能しないことがあります。
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